「最初から活躍して二桁ゴールを取りたい」
プレーオフ準決勝のユトレヒト戦(2-1、0-1)、決勝のトゥエンテ戦(1-1、0-1)はいずれもピッチの上では強度の高い死闘が続き、ファンの興奮は最高潮に達した。しかし、今回の試合前日には、チャンピオンズリーグ決勝という世界中を熱狂させる異次元の舞台があった。
「今日の雰囲気に呑まれているようじゃ駄目ですよね。これからステップアップしていくうえで、この経験は大きいと思う。こういう場でも結果を残せるようにしていきたい」
延長戦にもつれ込み、PK戦で雌雄を決したユトレヒト戦後、斉藤は体調を崩してしまった。決勝戦の2試合はどうだったのだろうか。
「(体調は)問題なかったです。ただ、本当に(木曜日→日曜日の)中2日はキツいですね。今日は最後、走り切れない感じがありました。暑かったというのもありますが。そこも課題だと思います。今回のプレーオフは4連戦でしたが、今後もっと連戦になることがあると思いますので、慣れていかないといけない。
あまり90分間を経験したことがなかったなかで、この4連戦、ほとんど90分近くプレーできた。こうやって出ていると課題も出るので、しっかりとそこの課題と向かい合いながらやっていきたい」
「今日の雰囲気に呑まれているようじゃ駄目ですよね。これからステップアップしていくうえで、この経験は大きいと思う。こういう場でも結果を残せるようにしていきたい」
延長戦にもつれ込み、PK戦で雌雄を決したユトレヒト戦後、斉藤は体調を崩してしまった。決勝戦の2試合はどうだったのだろうか。
「(体調は)問題なかったです。ただ、本当に(木曜日→日曜日の)中2日はキツいですね。今日は最後、走り切れない感じがありました。暑かったというのもありますが。そこも課題だと思います。今回のプレーオフは4連戦でしたが、今後もっと連戦になることがあると思いますので、慣れていかないといけない。
あまり90分間を経験したことがなかったなかで、この4連戦、ほとんど90分近くプレーできた。こうやって出ていると課題も出るので、しっかりとそこの課題と向かい合いながらやっていきたい」
プレーオフの4連戦で385分間(1試合あたり96.25分。アディショナルタイムを含まず)を戦い切った斉藤のことを、相良浩平パフォーマンスコーチはこう評した。
「90分、全然持たないところから彼のシーズンが始まりました。この4試合、彼は最後まで本当に持った。それは彼の努力の賜物だと思います」
成果と課題を抱え、斉藤は日本でオフを過ごす。来シーズンへの抱負を尋ねた。
「まずは最初から活躍すること。そして二桁ゴールを取りたい。本当に来シーズンが勝負。毎年、『勝負の年になる』と言ってるんですが、来年、結果を残せば自分に合っているチーム、自分を本当に欲してくれるチームが声をかけてくれると思う。しっかりとしたステップアップをしたいです」
取材・文●中田 徹
「90分、全然持たないところから彼のシーズンが始まりました。この4試合、彼は最後まで本当に持った。それは彼の努力の賜物だと思います」
成果と課題を抱え、斉藤は日本でオフを過ごす。来シーズンへの抱負を尋ねた。
「まずは最初から活躍すること。そして二桁ゴールを取りたい。本当に来シーズンが勝負。毎年、『勝負の年になる』と言ってるんですが、来年、結果を残せば自分に合っているチーム、自分を本当に欲してくれるチームが声をかけてくれると思う。しっかりとしたステップアップをしたいです」
取材・文●中田 徹