希望の光をもたらした鎌田
一方の鎌田は全体のバランスを見ながら、中盤のスペースをこまめに移動しながら攻撃を構築。ボールを引き出す、つなぐ、運ぶ。ゲームを作る、動かす。スペースに抜け出す。
それでいて守備時の対応もソツがない。鎌田が相手に狙われそうなスペースを未然に察知してしっかりと埋めているので、フライブルクがダイレクトなカウンターにいけない場面がいくつもあった。この日、チームメイトのマリオ・ゲッツェに次ぐ総走行距離(12.18キロメートル)を記録したように、鎌田の運動量は文字通り豊富だった。
怪我でしばらく離脱していたデンマーク代表MFイェスパー・リンストロームが復帰し、フランス代表FWランダル・コロ・ミュアニ、そしてゲッツェと組む“オフェンシブ・トライアングル”が復活したのも大きかったかもしれない。前線に受け手が増えたことで、鎌田がタイミングよく前線のスペースに顔を出してボールを受け取るシーンがよく見られたのだ。
鎌田は試合後に次のように語っている。
「前半戦はほとんどメンバーを変えずにうまくプレーできたと思いますけど、後半戦はチームも個人も前半戦のようなプレーができず、なかなか難しい時間もありました。それでも最低限の順位で終えられたし、ドイツカップ(DFBポカール)でも決勝まで勝ち進んでいる。決勝で勝てれば、シーズンを通して良かったと言えると思います」
それでいて守備時の対応もソツがない。鎌田が相手に狙われそうなスペースを未然に察知してしっかりと埋めているので、フライブルクがダイレクトなカウンターにいけない場面がいくつもあった。この日、チームメイトのマリオ・ゲッツェに次ぐ総走行距離(12.18キロメートル)を記録したように、鎌田の運動量は文字通り豊富だった。
怪我でしばらく離脱していたデンマーク代表MFイェスパー・リンストロームが復帰し、フランス代表FWランダル・コロ・ミュアニ、そしてゲッツェと組む“オフェンシブ・トライアングル”が復活したのも大きかったかもしれない。前線に受け手が増えたことで、鎌田がタイミングよく前線のスペースに顔を出してボールを受け取るシーンがよく見られたのだ。
鎌田は試合後に次のように語っている。
「前半戦はほとんどメンバーを変えずにうまくプレーできたと思いますけど、後半戦はチームも個人も前半戦のようなプレーができず、なかなか難しい時間もありました。それでも最低限の順位で終えられたし、ドイツカップ(DFBポカール)でも決勝まで勝ち進んでいる。決勝で勝てれば、シーズンを通して良かったと言えると思います」
フライブルクに先制点を許す苦しい展開に希望の光をもたらしたのも鎌田だ。83分、右サイドでボールをもらうと、素早い動作からファーポストへ素晴らしいクロスを送る。そして相手マークを外したコロ・ミュアニが打点の高いヘディングシュートでゴールネットを揺らした。鎌田自身がそのシーンを振り返る。
「その前のシーンで監督にあそこからすぐにクロスを上げろと言われていて、その次のプレーだったので。とくにどこに上げたというわけではないですけど、クロスを上げたら入ったんで。あれに関してはコロがすごかったと思うし、感謝という感じですね」
もちろん、ドイチェバンク・パルクは同点ゴールにお祭り騒ぎ。しかも他会場ではヴォルフスブルクが、最下位ヘルタ・ベルリンになんとリードを許している。このまま勝てばヨーロッパに手が届く。ファンの声援がさらに大きくなる。
【動画】鎌田が「あれはすごかった」と唸る同点弾
「その前のシーンで監督にあそこからすぐにクロスを上げろと言われていて、その次のプレーだったので。とくにどこに上げたというわけではないですけど、クロスを上げたら入ったんで。あれに関してはコロがすごかったと思うし、感謝という感じですね」
もちろん、ドイチェバンク・パルクは同点ゴールにお祭り騒ぎ。しかも他会場ではヴォルフスブルクが、最下位ヘルタ・ベルリンになんとリードを許している。このまま勝てばヨーロッパに手が届く。ファンの声援がさらに大きくなる。
【動画】鎌田が「あれはすごかった」と唸る同点弾