セルティックの古橋亨梧はリーグ戦で27ゴールを挙げて得点王を獲得。スコットランドリーグとプロサッカー選手協会の年間MVPと合わせて“個人３冠”に輝くなど、圧巻のパフォーマンスを披露している。

　そんな日本代表ストライカーを絶賛したのが、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドFWであるドワイト・ヨーク氏だ。

　スコットランドメディア『Glasgow Lives』で「正直に言って、彼に感銘を受けている。彼の動きは素晴らしい。ご存知のとおり、彼はゴールを決めている。正しいポジションにいるんだ。彼は脅威だ。大いに称賛に値する。大きなリスペクトを表したい」と褒めちぎっている。

「彼は体格という点で少し小柄で、（敵の最終）ラインを引っ張っている。彼の動きは素晴らしく、ストライカーとしてプラスだ。９番でなければならない場合には良い動きが必要で、彼はそれを非常にうまくやっているようだ」
 

　ただ、取り沙汰されているプレミアリーグリーグへの移籍については、「何人の選手が実際にスコットランドを離れてイングランドに来たけど、ある程度のレベルまで活躍できたかは不明だ。私の時代ではそれほど多くはなかった」と指摘している。

「イギリスのフットボールに関わってきた30年間で、スコットランドのフットボールから離れてここに来て、本当にブレイクした選手を多くは見ていない。おそらく彼はプレミアリーグの中堅クラブにぴったりかもしれない。ビッグクラブだと、彼がそこで活躍できるかどうかは分からないけど、格下のチームだったら、おそらくチャンスを掴むだろう」

　トリニダード・トバゴの英雄は、「彼がそのレベルに達しているのを実際に見るまでは、予測するのは難しい」としつつ、こう締めくくっている。

「言ったように、彼はゴールを決めることで印象を与え続けており、彼の動きは素晴らしい。もし彼がプレミアリーグに入ったらどうなるかを見るのは興味深い」

　ユナイテッドの黄金時代に活躍した名ストライカーも、日本人FWに興味津々のようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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