「僕は人と違う人生が好きなんで」
来季に関しては、立石敬之CEOとフィンク監督が誰を残すかを議論している段階で、岡崎が残る可能性がゼロではない様子。ただ、シント=トロイデンはもともと若く、可能性のある選手を育てて売るのをベースとするクラブ。となれば、37歳のベテランとの契約延長は慎重にならざるを得ない。
構想外という判断になれば、岡崎は再び新天地を模索しなければならなくなる。「30歳を越えた途端にマーケットが厳しくなる」と言われる欧州で、37歳のプレーヤーに新たなオファーを出してくれるところがあるのかどうかは未知数だ。
それでも、本人は「40歳までは欧州挑戦を続けたい」と明言したのだ。
「家族も欧州が長いし、生活面でも欧州で過ごすことが普通になっている。そういうことも含めて欧州でサッカーをやり続けて、40(歳)という節目までやるというのが自分にはいいのかなと。それくらい長く続ければ、『欧州でやりきった』と思えるのかなと。
ここまでやってきて、まだ自分の中では燃えるものがある。それがいつか終わることを考えると何かターゲットを決めたいなと。それが40かなっていうのもありますね」
56歳のカズ(三浦知良=オリベイレンセ)、40歳の川島永嗣(ストラスブール)、39歳の長谷部と、岡崎より年長の欧州組は何人かいるが、次々と新しい選手が頭角を現すアタッカーが生き残っていくのは本当に難しい。
それを承知のうえで、岡崎はカテゴリーを落としてでも欧州挑戦を続ける構え。すでにスペインでも2部リーグは経験しているが、欧州5大リーグ以外の2部に行く決断を下すのも大いに考えられそうだ。
構想外という判断になれば、岡崎は再び新天地を模索しなければならなくなる。「30歳を越えた途端にマーケットが厳しくなる」と言われる欧州で、37歳のプレーヤーに新たなオファーを出してくれるところがあるのかどうかは未知数だ。
それでも、本人は「40歳までは欧州挑戦を続けたい」と明言したのだ。
「家族も欧州が長いし、生活面でも欧州で過ごすことが普通になっている。そういうことも含めて欧州でサッカーをやり続けて、40(歳)という節目までやるというのが自分にはいいのかなと。それくらい長く続ければ、『欧州でやりきった』と思えるのかなと。
ここまでやってきて、まだ自分の中では燃えるものがある。それがいつか終わることを考えると何かターゲットを決めたいなと。それが40かなっていうのもありますね」
56歳のカズ(三浦知良=オリベイレンセ)、40歳の川島永嗣(ストラスブール)、39歳の長谷部と、岡崎より年長の欧州組は何人かいるが、次々と新しい選手が頭角を現すアタッカーが生き残っていくのは本当に難しい。
それを承知のうえで、岡崎はカテゴリーを落としてでも欧州挑戦を続ける構え。すでにスペインでも2部リーグは経験しているが、欧州5大リーグ以外の2部に行く決断を下すのも大いに考えられそうだ。
かつて「欧州から日本に帰る時は代表を諦める時」「現役選手である以上、代表は常に目ざし続ける存在」とも発言していた男だけに、「欧州を離れる時はプレーヤーのキャリアに終止符を打つ時」というくらいの強い覚悟があるのかもしれない。
「もちろん需要がなくなったらしょうがないし、受け入れるしかないんですけど、自分としてはそれを目ざしたい。いろんな選手が日本に帰るのを見てきましたけど、僕は人と違う人生が好きなんで。まあ、そんな辺境の地まで行ってやろうとは思わないですけど、自分がどこまで人と違うところでやれるかにトライしたいですね」と岡崎慎司らしい生き方にこだわっていくつもりだ。
だからといって、Jリーグ復帰を選んだ仲間たちへのリスペクトは抱き続けている。
今年2月に古巣・セレッソ大阪に戻った香川真司に対しても「純粋にサッカーを楽しんでほしい」とエールを送る。「真司は真司でたぶん、僕がどこまで(欧州で)やれるかっていうのを期待してると思う。また会った時にお互いが刺激し合える関係であればいいですよね」と香川の後押しも感じつつ、岡崎は来季に向かっていくという。
年齢を重ねても泥臭く貪欲にサッカーを追求し続ける37歳のベテランは、果たして数か月後、どこでピッチに立っているのか。最適な環境に赴き、アグレッシブなパフォーマンスを見せ続けてくれるのを、多くの人々が心待ちにしているはずだ。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
【Live配信】岡崎慎司「欧州のスペシャリストに学んだ、日本サッカーの課題」
【PHOTO】ガオガオダンスや個性的な特技を披露!「シントトロイデンガールズ」を一挙紹介!
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「もちろん需要がなくなったらしょうがないし、受け入れるしかないんですけど、自分としてはそれを目ざしたい。いろんな選手が日本に帰るのを見てきましたけど、僕は人と違う人生が好きなんで。まあ、そんな辺境の地まで行ってやろうとは思わないですけど、自分がどこまで人と違うところでやれるかにトライしたいですね」と岡崎慎司らしい生き方にこだわっていくつもりだ。
だからといって、Jリーグ復帰を選んだ仲間たちへのリスペクトは抱き続けている。
今年2月に古巣・セレッソ大阪に戻った香川真司に対しても「純粋にサッカーを楽しんでほしい」とエールを送る。「真司は真司でたぶん、僕がどこまで(欧州で)やれるかっていうのを期待してると思う。また会った時にお互いが刺激し合える関係であればいいですよね」と香川の後押しも感じつつ、岡崎は来季に向かっていくという。
年齢を重ねても泥臭く貪欲にサッカーを追求し続ける37歳のベテランは、果たして数か月後、どこでピッチに立っているのか。最適な環境に赴き、アグレッシブなパフォーマンスを見せ続けてくれるのを、多くの人々が心待ちにしているはずだ。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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