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【川崎】多摩川クラシコの敗戦で改めて示された現在地。家長昭博、登里享平らが指摘した課題とは

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2023年05月13日

登里が示した方向性とは

後半、10人になったあとも同点への可能性を示した川崎。結果にはつながらなかったが……。(C)SOCCER DIGEST

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 激しいプレッシャーを受けても、相手を見ながら、柔軟にパスを出し入れし、押し込んでいく。失えば即時奪還を目指して強度高く相手に寄せ、球際での勝負でも決して負けない。

 それが川崎の真骨頂だが、家長が語るように、今は個々がどんな試合でも高いレベルを維持できるように成長していくしかないのだろう。

 チームのスタイルを熟知する登里享平は「引き出しながら、中間に立ちながら、捕まらないところだとか、そういった部分で味方を見ながら、つながりを持って崩せないといけないです。自分もそうですし、いつだとか、見えている見えてないでは全然違うと思いますし、やっぱりそういったタイミングで出せるかを追求するのと、いつっていうタイミングで相手を見ながらサッカーをやれればな」と、進む道を示す。
 
 最近は中盤のキーマンとなっている瀬古は「今日はCBがフリーな状態で持ち運べるシーンが多かったと思うので、そこからどんどん動かしていく時間が、相手を見てプレーする余裕があったと思うので、精度をこだわっていければ違った展開になったのかなと思います。3連勝していたところは自分たちにボールがこぼれることが多く、細かいところですがそういった基本中の基本のところは、一人ひとりの意識で変わると思います」と話す。

 ポジティブに考えれば、今のチームは発展途上でまだ多くの伸びしろを残すということなのだろう。一方で覇権奪回へは、乗り越えるべき壁が多いことも示す。その点で川崎がどんな進化を示していくのか、楽しみでもある。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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