リーベル・プレート――相棒をフォローしつつ、ドウグラスを封じたバランタの働きは秀逸。

【警告】広島=千葉(18分)、柏(36分)、塩谷(77分)、森﨑(90+1分) リーベル=メルカード(25分)、バランタ(61分)、アラリオ(72分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】エデル・バランタ(リーベル)
【リーベル・プレート|採点・寸評】
GK
1 マルセロ・バロベロ 6.5
26分に皆川との1対1を身を呈してしっかり止めると、39分には再び皆川が放った際どいシュートも右手1本でセーブ。この2本のうちいずれかが決まっていれば、試合の流れは大きく変わっていたはずだ。
DF
2 ホナタン・マイダナ 5
何度もポストプレーや裏への抜け出しを許すなど、皆川の対応に四苦八苦。裏へのボールではスピード不足も露呈するなど、完全に足を引っ張っていた。バランタに助けられた印象。
3 エデル・バランタ 7 MOM
皆川に苦戦するマイダナのフォローアップのみならず、マッチアップの多かったドウグラスにも良い形でボールを触らせず。安定したビルドアップとボール奪取後の鋭い持ち上がりなど、攻撃面の貢献度も高かった。MOMに値する。
21 レオネル・バンジョーニ 6
対面の柏を1対1で何度も封じ込み、左サイドを防衛。ただ、武器である攻撃力を見せる機会は限られ、及第点がせいぜいか。
25 ガブリエル・メルカード 6(84分OUT)
マッチアップした清水をパワフルかつ冷静な対応で潰し、さらにオーバーラップも冴える。後半はやや運動量が落ち、足がつって84分にベンチに退いた。
MF
5 マティアス・クラネビッテル 6.5
最終ラインの前に陣取り、読みの鋭さを利してこぼれ球を回収し続ければ、ドリブル突破に対しても出足の良いディフェンスを見せる。長短のパスを駆使して広島を揺さぶった攻撃面もまずまず。
8 カルロス・サンチェス 6.5
豊富なスタミナを活かして中盤のあらゆる局面に絡み、素早くパスを繋いで攻撃を活性化。前線への飛び出しも見せた。最後まで足が止まらなかった。
15 レオナルド・ピスクリチ 5(63分OUT)
随所で左足のテクニックを見せたが、トップ下から中盤に下がり過ぎるシーンが多すぎたうえ、ラストパスをことごとくミス。63分にベンチに下げられた。
23 レオナルド・ポンシオ 5.5(57分OUT)
縦横無尽に動くサンチェスに合わせるかのように、バランス考えてスペースを埋め続ける。攻撃面の貢献が物足りなく、57分にL・ゴンサレスと交代した。
FW
7 ロドリゴ・モラ 5.5
ベテランのサビオラに代わってスタメンに抜擢。前からのプレスで広島のビルドアップを遮断するも、広島の3バックに手こずりなかなか前を向かせてもらえないなど、攻撃面は低調だった。
13 ルーカス・アラリオ 6.5
モラと同じく試合開始からプレッシングで貢献し、72分にはフリーキックのこぼれ球を頭で押し込んで値千金の決勝ゴール。23歳の若手逸材が大舞台で大仕事をやってのけた。
交代出場
MF
27 ルイス・ゴンサレス 6.5(57分IN)
ポンシオに代わってそのまま左インサイドハーフに。ベテランらしい的確なポジショニングをベースに、ボール奪取とパスワークで貢献。ゴールが奪えないもどかしいチームを落ち着かせて、先制点の呼び水となった。
19 タバレ・ビウデス 5.5(63分IN)
ピスクリチが陣取ったトップ下に入る。何度かドリブルで仕掛けたが、効果的な攻撃には繋げられなかった。
18 カミーロ・マジャダ 6(80分IN)
先制後の80分に疲れが見えるメルカードに代わって出場。そのまま対面の清水を封じ込めた。
監督
マルセロ・ガジャルド 5.5
交代の札で効果的だったのは、L・ゴンサレスの投入くらい。力の差がある相手に押し込まれる時間帯も長かった。この体たらくでは、及第点は与えられない。
取材・文:広島=小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
リーベル=白鳥大知(サッカーダイジェストWEB編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 マルセロ・バロベロ 6.5
26分に皆川との1対1を身を呈してしっかり止めると、39分には再び皆川が放った際どいシュートも右手1本でセーブ。この2本のうちいずれかが決まっていれば、試合の流れは大きく変わっていたはずだ。
DF
2 ホナタン・マイダナ 5
何度もポストプレーや裏への抜け出しを許すなど、皆川の対応に四苦八苦。裏へのボールではスピード不足も露呈するなど、完全に足を引っ張っていた。バランタに助けられた印象。
3 エデル・バランタ 7 MOM
皆川に苦戦するマイダナのフォローアップのみならず、マッチアップの多かったドウグラスにも良い形でボールを触らせず。安定したビルドアップとボール奪取後の鋭い持ち上がりなど、攻撃面の貢献度も高かった。MOMに値する。
21 レオネル・バンジョーニ 6
対面の柏を1対1で何度も封じ込み、左サイドを防衛。ただ、武器である攻撃力を見せる機会は限られ、及第点がせいぜいか。
25 ガブリエル・メルカード 6(84分OUT)
マッチアップした清水をパワフルかつ冷静な対応で潰し、さらにオーバーラップも冴える。後半はやや運動量が落ち、足がつって84分にベンチに退いた。
MF
5 マティアス・クラネビッテル 6.5
最終ラインの前に陣取り、読みの鋭さを利してこぼれ球を回収し続ければ、ドリブル突破に対しても出足の良いディフェンスを見せる。長短のパスを駆使して広島を揺さぶった攻撃面もまずまず。
8 カルロス・サンチェス 6.5
豊富なスタミナを活かして中盤のあらゆる局面に絡み、素早くパスを繋いで攻撃を活性化。前線への飛び出しも見せた。最後まで足が止まらなかった。
15 レオナルド・ピスクリチ 5(63分OUT)
随所で左足のテクニックを見せたが、トップ下から中盤に下がり過ぎるシーンが多すぎたうえ、ラストパスをことごとくミス。63分にベンチに下げられた。
23 レオナルド・ポンシオ 5.5(57分OUT)
縦横無尽に動くサンチェスに合わせるかのように、バランス考えてスペースを埋め続ける。攻撃面の貢献が物足りなく、57分にL・ゴンサレスと交代した。
FW
7 ロドリゴ・モラ 5.5
ベテランのサビオラに代わってスタメンに抜擢。前からのプレスで広島のビルドアップを遮断するも、広島の3バックに手こずりなかなか前を向かせてもらえないなど、攻撃面は低調だった。
13 ルーカス・アラリオ 6.5
モラと同じく試合開始からプレッシングで貢献し、72分にはフリーキックのこぼれ球を頭で押し込んで値千金の決勝ゴール。23歳の若手逸材が大舞台で大仕事をやってのけた。
交代出場
MF
27 ルイス・ゴンサレス 6.5(57分IN)
ポンシオに代わってそのまま左インサイドハーフに。ベテランらしい的確なポジショニングをベースに、ボール奪取とパスワークで貢献。ゴールが奪えないもどかしいチームを落ち着かせて、先制点の呼び水となった。
19 タバレ・ビウデス 5.5(63分IN)
ピスクリチが陣取ったトップ下に入る。何度かドリブルで仕掛けたが、効果的な攻撃には繋げられなかった。
18 カミーロ・マジャダ 6(80分IN)
先制後の80分に疲れが見えるメルカードに代わって出場。そのまま対面の清水を封じ込めた。
監督
マルセロ・ガジャルド 5.5
交代の札で効果的だったのは、L・ゴンサレスの投入くらい。力の差がある相手に押し込まれる時間帯も長かった。この体たらくでは、及第点は与えられない。
取材・文:広島=小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
リーベル=白鳥大知(サッカーダイジェストWEB編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。