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【プレミアリーグコメント注目集】ファーディナンドが古巣ユナイテッドを痛烈批判! クロップがピュリスとの握手を拒否した理由を語る

カテゴリ:ワールド

内藤秀明

2015年12月14日

アンフィールドに情熱を取り戻したクロップ。

引き分けに終わったものの「完璧な終わり方だった」とチームのパフォーマンスを評価したクロップ。イングランドでは珍しいスタンドへのあいさつも恒例化してきた。 (C) Getty Images

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 低調なユナイテッドを尻目にリバプールでは、今年10月8日に就任したドイツ人監督のユルゲン・クロップが、早くもサポーターの熱烈な信頼を勝ち得ている。
 
 ロスタイムにオリギの劇的な同点弾が生まれ、引き分けに持ち込んだ12月14日のWBA戦では、クロップが試合後に敵将であるトニー・ピュリスとの握手を拒否するなど感情的になる場面が見られたが、当のクロップ本人はそれについて気にしておらず、最後までスタンドで声援を送り続けたサポーターに感謝を述べている。
 
ユルゲン・クロップ(リバプール監督)
「チャンスを作り完璧なゴールを決めたけど、2失点してしまった。とはいえ、試合自体には満足している。負けている状態からロスタイムで同点に追いつくというのは特別なことだからね。スタジアムは就任してから一番グレートだったよ!」
 
(ピュリスとの握手を拒否したことについて――)
「僕はこういうことを覚えているほど記憶力が良くないんだ。基本的にどの監督とも握手はしているけど、たまに冷静になることに時間がかかる試合もある。今回は笑って握手できる試合じゃなかったからね。こういう話を報じたいならそうすればいいさ」
 
 試合中にリバプールのCBデヤン・ロブレンが裂傷で負傷交代を強いられるなど、フィジカルコンタクトが多く、危険なプレーも散見した試合だっただけに、クロップが友好的な態度を示さなかったのにも納得がいく。
 
 握手拒否は通常ならネガティブな印象を抱くが、クロップが試合中にファンを煽ったこともあり、異様な活気に満ちたアンフィールドはチームとサポーターに一体感が感じられ、チーム状況はむしろ好転しているという印象を抱かせた。
 
 こうした状況を考えれば、ライバルのユナイテッド(4位)よりも順位では下に位置するリバプール(9位)のほうが、チーム状態が上向いていると言ってもいいだろう。
 
文:内藤秀明 text by Hideaki Naito
 
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