• トップ
  • ニュース一覧
  • ラストサバイバルで西谷亮が奮闘! U-20W杯出場へ決死の覚悟。ヴェルディ育ちの技巧派MFは最後まで結果を求めて走り続ける

ラストサバイバルで西谷亮が奮闘! U-20W杯出場へ決死の覚悟。ヴェルディ育ちの技巧派MFは最後まで結果を求めて走り続ける

カテゴリ:日本代表

松尾祐希

2023年04月18日

上手さに加えて、力強いプレーも

ボランチは激戦区。Jリーグでアピールできるか。写真:梅月智史

画像を見る

 元々、東京Vユース時代から世代別代表には度々招集されており、期待値が高かった選手。しかし、U-20アジアカップの一次予選と本大会はメンバーから漏れた。

「僕たちはU-20ワールドカップで世界一を取るために戦うというのをずっと言われ続けてきた。メンバーに入るために、今日は仲間としてやっているけど、みんなライバル。Jリーグに出場して結果を出さないといけないというのは、去年ずっと感じていたこと。残り1か月しかないけど、Jリーグで試合に出ないと代表に呼ばれない」

 西谷が危機感を口にした通り、ボランチは激戦区。今回の活動には呼ばれていない松木玖生(FC東京)、佐野航大(岡山)、山根陸(横浜)といったU-20アジア杯出場組は、Jの舞台で出場機会を得ており、海外組の福井太智(バイエルンⅡ)も本大会ではメンバー入りの可能性がある。そうしたライバルたちの活躍を目の当たりにし、とりわけU-20アジア杯に参戦できなかったことは、悔しさが増幅したという。
 
「アジアカップに呼ばれず、本当に悔しかった。自分に何が足りないのかは映像を見て痛感させられた。攻撃の部分は自信があって他の選手に負けないけど、守備の強度はまだまだ」

 新たな刺激を受けたからこそ、クラブでは新たなトライも試みている。小倉勉コーチの助言で上半身の強化に励み、ハンドオフで相手を抑えながらキープする技術の習得に着手。今回のトレーニングマッチでは上手さに加え、力強いプレーでボールを運ぶシーンもあった。

 メンバー争いを勝ち抜くのは容易ではないが、チャンスはある。残された期間で出場機会を増やし、冨樫剛一監督にアピールができるか。“ヴェルディ育ち”のテクニシャンはメンバー入りを目ざし、最後の最後まで結果を求めて走り続ける。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)

【厳選ショット】U-20日本代表候補がU-20W杯アルゼンチン大会に向けトレーニングマッチを実施!
【関連記事】
FIFAがU-20W杯のアルゼンチン開催を正式発表!予定通り5月20日に開幕、組み合わせ抽選会は4月21日に実施
「30年の歴史で最悪の瞬間」歴史的大敗で4連敗…鹿島の窮状にブラジルメディアも驚き「神戸戦の最後は練習のようだった」
「え、反則にしちゃったの?」浦和にPKを与えた札幌MF青木の“ハンド判定”は妥当だったのか? 家本元審判員が見解
「ちょっと言い過ぎやろ!」大久保嘉人が香川真司に主審への過剰な抗議を指摘! 本人は「あなたに言われたくない!」
「日本代表選出不可避」J1月間MVP、アルビ伊藤涼太郎の圧巻プレー集に脚光! 協会スタッフは「相手を剥がす力がある」と絶賛

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト いざアジア王者へ!
    5月10日発売
    悲願のACL初制覇へ
    横浜F・マリノス
    充実企画で
    強さの秘密を徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト シーズンラストの決定版
    5月16日発売
    2023-2024シーズン
    欧州5大リーグ
    BEST PLAYER
    元選手・識者たちが徹底討論!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ