上手さに加えて、力強いプレーも
元々、東京Vユース時代から世代別代表には度々招集されており、期待値が高かった選手。しかし、U-20アジアカップの一次予選と本大会はメンバーから漏れた。
「僕たちはU-20ワールドカップで世界一を取るために戦うというのをずっと言われ続けてきた。メンバーに入るために、今日は仲間としてやっているけど、みんなライバル。Jリーグに出場して結果を出さないといけないというのは、去年ずっと感じていたこと。残り1か月しかないけど、Jリーグで試合に出ないと代表に呼ばれない」
西谷が危機感を口にした通り、ボランチは激戦区。今回の活動には呼ばれていない松木玖生(FC東京)、佐野航大(岡山)、山根陸(横浜)といったU-20アジア杯出場組は、Jの舞台で出場機会を得ており、海外組の福井太智(バイエルンⅡ)も本大会ではメンバー入りの可能性がある。そうしたライバルたちの活躍を目の当たりにし、とりわけU-20アジア杯に参戦できなかったことは、悔しさが増幅したという。
「僕たちはU-20ワールドカップで世界一を取るために戦うというのをずっと言われ続けてきた。メンバーに入るために、今日は仲間としてやっているけど、みんなライバル。Jリーグに出場して結果を出さないといけないというのは、去年ずっと感じていたこと。残り1か月しかないけど、Jリーグで試合に出ないと代表に呼ばれない」
西谷が危機感を口にした通り、ボランチは激戦区。今回の活動には呼ばれていない松木玖生(FC東京)、佐野航大(岡山)、山根陸(横浜)といったU-20アジア杯出場組は、Jの舞台で出場機会を得ており、海外組の福井太智(バイエルンⅡ)も本大会ではメンバー入りの可能性がある。そうしたライバルたちの活躍を目の当たりにし、とりわけU-20アジア杯に参戦できなかったことは、悔しさが増幅したという。
「アジアカップに呼ばれず、本当に悔しかった。自分に何が足りないのかは映像を見て痛感させられた。攻撃の部分は自信があって他の選手に負けないけど、守備の強度はまだまだ」
新たな刺激を受けたからこそ、クラブでは新たなトライも試みている。小倉勉コーチの助言で上半身の強化に励み、ハンドオフで相手を抑えながらキープする技術の習得に着手。今回のトレーニングマッチでは上手さに加え、力強いプレーでボールを運ぶシーンもあった。
メンバー争いを勝ち抜くのは容易ではないが、チャンスはある。残された期間で出場機会を増やし、冨樫剛一監督にアピールができるか。“ヴェルディ育ち”のテクニシャンはメンバー入りを目ざし、最後の最後まで結果を求めて走り続ける。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
【厳選ショット】U-20日本代表候補がU-20W杯アルゼンチン大会に向けトレーニングマッチを実施!
新たな刺激を受けたからこそ、クラブでは新たなトライも試みている。小倉勉コーチの助言で上半身の強化に励み、ハンドオフで相手を抑えながらキープする技術の習得に着手。今回のトレーニングマッチでは上手さに加え、力強いプレーでボールを運ぶシーンもあった。
メンバー争いを勝ち抜くのは容易ではないが、チャンスはある。残された期間で出場機会を増やし、冨樫剛一監督にアピールができるか。“ヴェルディ育ち”のテクニシャンはメンバー入りを目ざし、最後の最後まで結果を求めて走り続ける。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
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