未経験のポジションにもトライ
いきなり異国の壁にぶつかったという丸橋。移籍当初のBGはオーストラリア人のマット・スミス監督が指揮を執っており、守備的サッカーを志向するチームだった。基本布陣も3-5-2、3-6-1といった形で、丸橋自身もCBで起用されるケースが多かった。
「今まで全くやったことのないポジションだったので、タイでトライするとは思っていなかった。良い経験にはなりましたけど、チームが勝ち切れない試合が続いて責任を感じました。途中から左ウイングバックに戻りましたけど、それでも浮上のきっかけがつかめず、3月末には監督が解任されてしまったんです」
短期間での指揮官交代は海外ではよくあること。幸いにもBGはコーチのスパチャイが監督に昇格。大きく混乱することなく、4月3日のランパン戦に挑むことができた。布陣は4-3-3にシフトし、丸橋自身も本職の左SBに復帰。攻撃参加の回数も増え、チームも勝利。停滞打破のきっかけをつかんだ様子だ。
さらに4月8日のナコーンラーチャシーマーFC戦も5-2で白星。この試合は3バックで戦い、丸橋は左DFに入ったようだが、勝利と7位浮上に貢献でき、本人も前向きな感触を得られたようだ。
「今まで全くやったことのないポジションだったので、タイでトライするとは思っていなかった。良い経験にはなりましたけど、チームが勝ち切れない試合が続いて責任を感じました。途中から左ウイングバックに戻りましたけど、それでも浮上のきっかけがつかめず、3月末には監督が解任されてしまったんです」
短期間での指揮官交代は海外ではよくあること。幸いにもBGはコーチのスパチャイが監督に昇格。大きく混乱することなく、4月3日のランパン戦に挑むことができた。布陣は4-3-3にシフトし、丸橋自身も本職の左SBに復帰。攻撃参加の回数も増え、チームも勝利。停滞打破のきっかけをつかんだ様子だ。
さらに4月8日のナコーンラーチャシーマーFC戦も5-2で白星。この試合は3バックで戦い、丸橋は左DFに入ったようだが、勝利と7位浮上に貢献でき、本人も前向きな感触を得られたようだ。
「リーグ戦はラスト4戦しかないですけど、確実にポイントを取って、1つでも上の順位でフィニッシュしたい。リーグカップもベスト4まで残っているので、優勝のチャンスがあります。そちらもぜひ取って、爪痕を残したいと思っています。
実を言うと、僕はこっちに来てからゴールもアシストもまだゼロなんです。スコアポイントゼロというのは正直、ショック(苦笑)。記録のないままで今季を終われない。そこはやらないといけないですね」と丸橋は改めて強い意気込みをのぞかせた。
とはいえ、タイリーグのレベルは決して低いわけではない。鹿島の岩政大樹監督がBECテロ・サーサナでプレーした約10年前は、「タイの選手は攻撃センスや技術はあるが、守備の個人・チーム戦術を教わっていない分、組織的な守りができない」と言われていたが、外国人指導者や選手が数多く入ってきて急成長。丸橋自身も「想像以上」と感じたという。
「上位クラブは外国人選手も質が高いし、タイ人選手も上手い。パスサッカーもできますし、本当に手強いですね。守備に関しても学ぼうという姿勢が貪欲です。BGの選手たちは言うことをしっかり聞いているし、練習から集中して取り組んでいる。僕は片言の英語で指示する程度なんですけど、必死に吸収しようという意識を見せてくれていますね」
【PHOTO】ヨドコウスタジアムを華やかに彩るセレッソガールを特集!
実を言うと、僕はこっちに来てからゴールもアシストもまだゼロなんです。スコアポイントゼロというのは正直、ショック(苦笑)。記録のないままで今季を終われない。そこはやらないといけないですね」と丸橋は改めて強い意気込みをのぞかせた。
とはいえ、タイリーグのレベルは決して低いわけではない。鹿島の岩政大樹監督がBECテロ・サーサナでプレーした約10年前は、「タイの選手は攻撃センスや技術はあるが、守備の個人・チーム戦術を教わっていない分、組織的な守りができない」と言われていたが、外国人指導者や選手が数多く入ってきて急成長。丸橋自身も「想像以上」と感じたという。
「上位クラブは外国人選手も質が高いし、タイ人選手も上手い。パスサッカーもできますし、本当に手強いですね。守備に関しても学ぼうという姿勢が貪欲です。BGの選手たちは言うことをしっかり聞いているし、練習から集中して取り組んでいる。僕は片言の英語で指示する程度なんですけど、必死に吸収しようという意識を見せてくれていますね」
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