自分が変わらないと――芽生えた強烈な危機感
「コーチや監督、周りのチームメイトからも信頼されていないことが分かって本当に悔しかったし、自分が甘かったと痛感しました。実際に僕は昨年、ただ試合に出ていただけで、何もやっていなかった。それでは信頼されなくて当然だし、このままでは本当に自分がダメになると思った」
自分が変わらないと先がない。気づきによって強烈な危機感が芽生え、それがモチベーションになった。
これまでは、ただやっているだけだった筋トレや自主練に対する意識が変わり、どこを鍛えるべきか、何に取り組むべきかを本気で考えるようになった。走りでもフィジカル練習でも、妥協せずに先頭に立ってやるようになった。
行動変化が実り、裏選手権(新春高校サッカー強化研修大会)で主軸としてプレーし、優勝に導いた。この活躍が評価されて、U-17日本高校選抜に選ばれ、Jヴィレッジカップでプレー。世代注目の存在に成長を遂げた。
「悔しさしかない1年間を味わえたからこそ、それがこれからのベースになると思います」
自分が変わらないと先がない。気づきによって強烈な危機感が芽生え、それがモチベーションになった。
これまでは、ただやっているだけだった筋トレや自主練に対する意識が変わり、どこを鍛えるべきか、何に取り組むべきかを本気で考えるようになった。走りでもフィジカル練習でも、妥協せずに先頭に立ってやるようになった。
行動変化が実り、裏選手権(新春高校サッカー強化研修大会)で主軸としてプレーし、優勝に導いた。この活躍が評価されて、U-17日本高校選抜に選ばれ、Jヴィレッジカップでプレー。世代注目の存在に成長を遂げた。
「悔しさしかない1年間を味わえたからこそ、それがこれからのベースになると思います」
今年、目ざすものは日本一。そのために自己犠牲をしながら、チームのために全力を尽くすことを誓っている。
「今からが本当に重要。チームの代表として高校選抜に入りましたが、ここで勘違いをしてしまったら、また去年に逆戻りをしてしまうので、チームのために戦うことを大事にしてやっていきたいです。
個人的には年代別代表を狙いたいし、プレミアでも違いの作れるCB、ボランチになりたいです。謙虚で過信をしていないのが今年のチームの特長なので、後悔をしないように1年間を取り組んでいきたいです」
自らの状況、課題に気づける選手は強い。流通経済大柏の頼もしきディフェンスリーダーとして、周囲からの信頼を武器に逞しくチームを牽引していくはずだ。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
「今からが本当に重要。チームの代表として高校選抜に入りましたが、ここで勘違いをしてしまったら、また去年に逆戻りをしてしまうので、チームのために戦うことを大事にしてやっていきたいです。
個人的には年代別代表を狙いたいし、プレミアでも違いの作れるCB、ボランチになりたいです。謙虚で過信をしていないのが今年のチームの特長なので、後悔をしないように1年間を取り組んでいきたいです」
自らの状況、課題に気づける選手は強い。流通経済大柏の頼もしきディフェンスリーダーとして、周囲からの信頼を武器に逞しくチームを牽引していくはずだ。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)