プレーを見ているとロマンを感じる万能型プレーヤー
1年生の時から名門・大津のレギュラーを張ってきたMF碇明日麻。186センチの高さを誇り、圧倒的な空中戦の強さと足もとの正確な技術を持つ碇は、すでに複数のJクラブが獲得に動き出している今年の目玉選手の1人だ。
「サイドや縦に展開できるボランチだったり、ポゼッションに参加できるボランチはたくさんいますが、それを当たり前のようにできたうえで、積極的に攻撃にかかわって点を取れるボランチになることが自分の理想です」
こう語る碇は、3月15日に開幕したサニックス杯国際ユース大会で攻撃的なボランチとして、ボール奪取からのドリブル、パスを駆使して攻撃のリズムを作ると、サイドからのクロスに対してスムーズなゴール前への飛び出しとシュートセンスを見せた。
初戦の鹿児島城西戦では、お腹あたりに飛んできたボールを、186センチの長身をスッと折りたたんでドンピシャで頭に合わせて、ニアサイドに強烈なヘッドを突き刺すなど、身体操作のスムーズさとヘディングのうまさを見せつけた。
魅力的なのはどのポジションでもプレーできることだ。碇は1年生の時はセンターフォワード、ボランチとして躍動し、昨年はCBとして1年間プレー。今年はボランチ、トップ下で躍動している。
「サイドや縦に展開できるボランチだったり、ポゼッションに参加できるボランチはたくさんいますが、それを当たり前のようにできたうえで、積極的に攻撃にかかわって点を取れるボランチになることが自分の理想です」
こう語る碇は、3月15日に開幕したサニックス杯国際ユース大会で攻撃的なボランチとして、ボール奪取からのドリブル、パスを駆使して攻撃のリズムを作ると、サイドからのクロスに対してスムーズなゴール前への飛び出しとシュートセンスを見せた。
初戦の鹿児島城西戦では、お腹あたりに飛んできたボールを、186センチの長身をスッと折りたたんでドンピシャで頭に合わせて、ニアサイドに強烈なヘッドを突き刺すなど、身体操作のスムーズさとヘディングのうまさを見せつけた。
魅力的なのはどのポジションでもプレーできることだ。碇は1年生の時はセンターフォワード、ボランチとして躍動し、昨年はCBとして1年間プレー。今年はボランチ、トップ下で躍動している。
それを可能にしているのが、彼が持つ稀有な能力にある。高さとパワー、コントロールを兼ね揃えたヘディングは、攻守において強烈な威力を発揮する。そして前述した足もとの技術に関しては、柔らかなファーストタッチと素早いセカンドタッチを活かして、攻撃面では球際の争いをヒラリとかわして制したり、ボールを収めてからのターンやハーフターンで次のプレーへ流れるように移行したりと、前への推進力を持つ。
守備面では長い手足を活かして、相手の突破に対して素早く身体を入れたり、鋭いターンからスピードに乗ったカバーリングを見せたりと、抜群の安定感を誇る。
「どこが彼の適正ポジションか?」と問われたら、「どこでも面白い」と答えたいくらい万能型の稀有な選手だ。
実際に碇はこれまで2つのJクラブの練習に参加をしたが、それぞれで任されたポジションが違ったように、チームのスタイルやスカウトの見立てによって配置は変わり、どのポジションでも安定したパフォーマンスを見せる。
個人的に見てもしっかりと育てれば日本代表も十分に狙える逸材ではないかと思うほどのポテンシャルを持っている。
「いろんなポジションをやったことでプレーの幅や見える世界の幅が広がった気がします。CBならフィードとカバーリング、対人を活かして、中盤であれば攻守にかかわり続ける運動量とハードワーク、FWならポストプレーと裏への抜け出しを活かす。どのポジションでも武器を出せるのは強みだと思います」
これからどのポジションでどんな成長を見せてくれるのか。サニックス杯で碇のプレーを見た時に、攻撃のスケール感が増していてワクワク感を覚えた。もちろんまだ足りない部分は多いが、プレーを見ているとロマンを感じるのは筆者だけだろうか。さらに成長を遂げ、日本サッカーに欠かせない存在になってほしいと切に願う。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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守備面では長い手足を活かして、相手の突破に対して素早く身体を入れたり、鋭いターンからスピードに乗ったカバーリングを見せたりと、抜群の安定感を誇る。
「どこが彼の適正ポジションか?」と問われたら、「どこでも面白い」と答えたいくらい万能型の稀有な選手だ。
実際に碇はこれまで2つのJクラブの練習に参加をしたが、それぞれで任されたポジションが違ったように、チームのスタイルやスカウトの見立てによって配置は変わり、どのポジションでも安定したパフォーマンスを見せる。
個人的に見てもしっかりと育てれば日本代表も十分に狙える逸材ではないかと思うほどのポテンシャルを持っている。
「いろんなポジションをやったことでプレーの幅や見える世界の幅が広がった気がします。CBならフィードとカバーリング、対人を活かして、中盤であれば攻守にかかわり続ける運動量とハードワーク、FWならポストプレーと裏への抜け出しを活かす。どのポジションでも武器を出せるのは強みだと思います」
これからどのポジションでどんな成長を見せてくれるのか。サニックス杯で碇のプレーを見た時に、攻撃のスケール感が増していてワクワク感を覚えた。もちろんまだ足りない部分は多いが、プレーを見ているとロマンを感じるのは筆者だけだろうか。さらに成長を遂げ、日本サッカーに欠かせない存在になってほしいと切に願う。
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