森保監督が2月の欧州視察時にチェック
この前提でSBを見ていくと、左は前述の通り、現状では伊藤がファーストチョイス。本職のレフティ・バングーナガンデにも期待が寄せられる。やはり左利きのSBというのは、日本サッカー界が長年、求めてきた人材。今季の彼は攻撃の推進力も見せているだけに、そこも楽しみなところだ。
ただ、守備に関しては世界相手にどこまで通じるか分からない。それは合宿を通して指揮官がチェックしていくポイントと言える。
そして右SBは菅原由勢(AZ)、橋岡大樹(シント=トロイデン)、半田陸(G大阪)という構成だが、現状では森保監督が2月の欧州視察時にわざわざ出向いてチェックした菅原が一番手に近そうだ。
2019年夏にオランダに赴いて以来、ELやカンファレンスリーグも経験。欧州レベルを体感しながら成長を続けている点は大きなアドバンテージだ。性格的にも明るくてオープン。長友佑都(FC東京)の後継者になれるだけのキャラクターは持っている。
ただ、守備に関しては世界相手にどこまで通じるか分からない。それは合宿を通して指揮官がチェックしていくポイントと言える。
そして右SBは菅原由勢(AZ)、橋岡大樹(シント=トロイデン)、半田陸(G大阪)という構成だが、現状では森保監督が2月の欧州視察時にわざわざ出向いてチェックした菅原が一番手に近そうだ。
2019年夏にオランダに赴いて以来、ELやカンファレンスリーグも経験。欧州レベルを体感しながら成長を続けている点は大きなアドバンテージだ。性格的にも明るくてオープン。長友佑都(FC東京)の後継者になれるだけのキャラクターは持っている。
A代表のゲームは2020年10月のカメルーン戦以来となるが、右からの的確な指示や声出しで守備陣を盛り上げ、コントロールしていくはずだ。
場合によっては森保監督が3バックを選択する可能性もゼロではないが、4バックの場合は菅原、瀬古、板倉、伊藤というA代表招集経験のある4枚でスタートすることになるのではないか。彼らが酒井宏樹(浦和)や吉田、長友らの領域に達するのはそう簡単ではないが、一つひとつ経験を積み上げていくしかない。
フレッシュな守備陣がどのような船出を見せるのか。まずはそこを注視すべきだ。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
【PHOTO】ウルグアイ・コロンビアとの親善試合に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
場合によっては森保監督が3バックを選択する可能性もゼロではないが、4バックの場合は菅原、瀬古、板倉、伊藤というA代表招集経験のある4枚でスタートすることになるのではないか。彼らが酒井宏樹(浦和)や吉田、長友らの領域に達するのはそう簡単ではないが、一つひとつ経験を積み上げていくしかない。
フレッシュな守備陣がどのような船出を見せるのか。まずはそこを注視すべきだ。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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