浅野のボーフムは後半戦1勝5敗と心配
日本人所属クラブでは、浅野のボーフムも心配だ。後半戦は1勝5敗で17位。16節のヘルタ、19節ではホッフェンハイムという残留を直接争う相手に勝っているのは大きいものの、状況は極めて厳しい。
特に23試合でリーグ最多の56失点という守備面をどうにかできないことには残留の可能性は見えてこない。冬の移籍でフライブルクからCBケビン・シュロッタ―ベックを補強したものの、不用意なミスから失点につながるケースが多すぎる。シャルケ戦でもキャプテンのGKマヌエル・リーマンが失点に絡むミスをしてしまった。
加えて4試合連続無得点と攻撃面も寂しい数字に苦しんでいる。惜しいチャンスは少なからずあるものの、ゴールが遠い。シャルケ戦でもCFフィリップ・ホフマンがゴール前フリーのシュートを決めることができず。浅野やクリストファー・アントウィ=アジェイというスピードを武器にする両翼を生かす戦い方も見られない。状況を打破するために個々が気合いを入れすぎるとそれが逆にミスへとつながり、バランスを崩すという悪循環。3月の代表中断期までの2試合はケルンでのアウェー戦とホームでのRBライプツィヒ戦。勝点1でも何とか手にし、代表中断期に自分たちの戦い方を整理し直したい。
特に23試合でリーグ最多の56失点という守備面をどうにかできないことには残留の可能性は見えてこない。冬の移籍でフライブルクからCBケビン・シュロッタ―ベックを補強したものの、不用意なミスから失点につながるケースが多すぎる。シャルケ戦でもキャプテンのGKマヌエル・リーマンが失点に絡むミスをしてしまった。
加えて4試合連続無得点と攻撃面も寂しい数字に苦しんでいる。惜しいチャンスは少なからずあるものの、ゴールが遠い。シャルケ戦でもCFフィリップ・ホフマンがゴール前フリーのシュートを決めることができず。浅野やクリストファー・アントウィ=アジェイというスピードを武器にする両翼を生かす戦い方も見られない。状況を打破するために個々が気合いを入れすぎるとそれが逆にミスへとつながり、バランスを崩すという悪循環。3月の代表中断期までの2試合はケルンでのアウェー戦とホームでのRBライプツィヒ戦。勝点1でも何とか手にし、代表中断期に自分たちの戦い方を整理し直したい。
残るヘルタとホッフェンハイムも決して状態はよくない。とくに後者は14試合未勝利で7連敗中と深刻だ。最後の勝利は10月14日のシャルケ戦までさかのぼらなければならない。冬に元ドルトムントでデンマーク代表のMFトーマス・ディレイニーを獲得し、守備バランスと安定感アップを狙ったが、そのディレイニーがミスを連発している。
ヘルタも揺れている。代表取締役だったフレディ・ボビッチが1月下旬に解任され、そのプロセスをめぐって裁判沙汰にまで発展。ピッチ外の騒動がチームにいい影響をもたらすはずもない。
それぞれ問題を抱えている各クラブがどのように課題を認知して、改善へと動き、流れに乗ることができるだろうか。ギリギリの戦いで生き残るのはどこだ?
文●中野吉之伴
ヘルタも揺れている。代表取締役だったフレディ・ボビッチが1月下旬に解任され、そのプロセスをめぐって裁判沙汰にまで発展。ピッチ外の騒動がチームにいい影響をもたらすはずもない。
それぞれ問題を抱えている各クラブがどのように課題を認知して、改善へと動き、流れに乗ることができるだろうか。ギリギリの戦いで生き残るのはどこだ?
文●中野吉之伴