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中断期の成長を感じさせた仙台L。再開初戦で首位のI神戸と五分に渡り合う「メンタル的にも必要な選手が帰ってきた」【WEリーグ】

カテゴリ:女子サッカー

西森彰

2023年03月06日

「1対1のところで互角の戦いをしていた」

 また今季の新戦力の好パフォーマンスも光った。前線でプレーした松窪真心は「キャンプ前半から『ここにボールが欲しい』と強く要求した。自分にボールを出してくることが増えて、信頼してくれている感があった」と、自信を持ってのWEリーグデビュー戦だった。前半はシュートこそなかったものの、フォアチェックや動き出しで攻守に活発な動きを見せた。

 10分、優れた加速力で裏へ抜け出しにかかるシーンを作ると、29分には土光真代からイエローカードを引き出した。前線の守備では、尖兵を務めた。前半はビルドアップが上手い土光、三宅史織らに処理されるシーンもあったが、ハーフタイムに指揮官が中盤と連動したプレッシャーのかけ方を指示すると、チーム全体で連動していく。そして、53分、矢形海優の高い位置でのボールカットから、船木里奈の同点ゴールが生まれた。

 松窪自身が、得点チャンスを迎えたのは75分。茨木美都葉のボールに追いつくと、左足のシュートフェイントでマーカーを外し、右足でシュートを放つが、山下杏也加にストップされる。

「(直前の)1本目のシュートの時に相手が足を出してくるというイメージがあったので、2本目は切り返して上手くかわせたんですけれど、シュートの精度のところ。GKもなでしこジャパンで活躍している山下さんだったので、もっと自分の中で工夫があったら」(松窪)
 
 一進一退の攻防が続くなか、終了間際の89分に、途中出場の髙瀬愛実に劇的ゴールを奪われ、I神戸の勝負強さを見せつけられた。確かに結果はついてこなかったが、試合内容は明らかに良化している。

「I神戸の良さをある程度、消せたという手応えを感じている。1対1のところで互角の戦いをしていた。消して下を向く必要はなく、選手たちがやろうということは伝わってきた」と松田監督。

 首位とのゲーム差はやや開いてしまったが、ここからの反撃を期待したい。

取材・文●西森彰(フリーライター)

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