アルグアシル監督は左サイドのオジャルサバルと何度かポジションを入れ替えたが、前半、他に目立ったシーンは、セルロトと“らしい”コンビネーションを見せたロスタイムのプレーくらい。しかしノルウェー人FWのシュートはクロスバーの上を大きく越えた。
トップ下にポジションを移した後半も、状況は好転しなかった。バレンシアの激しい守備に苦しむ展開が続き、ゴール前で絶妙なパスを繰り出した53分の場面も、ディエゴ・リコが放ったシュートは相手DFに当たり、得点に至らなかった。結局タケはフラストレーションを抱えたまま73分に途中交代。敗北（０－１）の瞬間をベンチで迎えた。
タケはさらなるパートナーの出現を待望している
ここ数試合、オジャルサバルのパフォーマンスが上向いているとはいえ、現状のままではタケとセルロトへの負担は軽減されそうにない。焦点は、モハメド＝アリ・ショ、カルロス・フェルナンデス、バレネチェアといった選手がどこまで巻き返しを図れるか。タケもさらなるパートナーの出現を待望している。
取材・文●ミケル・レカルデ（ノティシアス・デ・ギプスコア）
翻訳●下村正幸
取材・文●ミケル・レカルデ（ノティシアス・デ・ギプスコア）
翻訳●下村正幸
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