ベンチスタートもネガティブに捉えず
3年前との違いはもう一つある。ユアテックスタジアム仙台での声出し応援が復活したことだ。実は3年前も仙台のホーム戦初ゴールは山田で、J1第3節・浦和戦でのゴールだった。しかし、この試合はコロナ禍の影響で無観客。ゴールを決めた喜びはあったが、スタンドは無人。自身のゴールを喜ぶサポーターの姿を見ることができず、試合も1-2で敗れた。
それだけに仙台サポーターの大声援に感動していた。「凄かったですね。感極まった部分もありましたし、後押しになると言いますか、一緒に頑張りたいという気持ちにさせてくれます」。今度は大観衆の中で、しかも自身のゴールで勝利をもたらし、「めちゃめちゃ嬉しい」と大きな喜びを語った。
伊藤彰監督は途中交代で入った選手たちについて「各々が特長を活かしつつ、チームでやるべきことを遂行してくれました。ゲームをしっかり見て流れを変えることができます」と尽力を讃えた。
それだけに仙台サポーターの大声援に感動していた。「凄かったですね。感極まった部分もありましたし、後押しになると言いますか、一緒に頑張りたいという気持ちにさせてくれます」。今度は大観衆の中で、しかも自身のゴールで勝利をもたらし、「めちゃめちゃ嬉しい」と大きな喜びを語った。
伊藤彰監督は途中交代で入った選手たちについて「各々が特長を活かしつつ、チームでやるべきことを遂行してくれました。ゲームをしっかり見て流れを変えることができます」と尽力を讃えた。
山田自身も「点を自分が決めて絶対に勝つという思いしかありませんでしたので、途中出場ということもあまり気にせず、今週1週間、良い準備ができていたので自信もありました」とベンチスタートをネガティブに捉えず、前向きにゴールを奪うことに集中できたことも、結果を出せた要因だろう。
「あまり調子に乗らずに、こうして自分の点で勝利してサポーターに喜んでもらえるよう頑張っていきたいと思います」と、今後への意気込みを語った山田。3年前から成長した姿をまず一つ見せ、今後は「15得点以上取る」と、今季始動時に語った目標に向かい、全力を尽くす。
取材・文●小林健志(フリーライター)
【PHOTO】アウェーで迎えた開幕戦に来城し、声援を送り続けたベガルタ仙台サポーター!
「あまり調子に乗らずに、こうして自分の点で勝利してサポーターに喜んでもらえるよう頑張っていきたいと思います」と、今後への意気込みを語った山田。3年前から成長した姿をまず一つ見せ、今後は「15得点以上取る」と、今季始動時に語った目標に向かい、全力を尽くす。
取材・文●小林健志(フリーライター)
【PHOTO】アウェーで迎えた開幕戦に来城し、声援を送り続けたベガルタ仙台サポーター!