日本にプロリーグが誕生して“30周年”を迎える2023年シーズン。２月18日にいよいよ今季の「J２」が幕を開ける。メモリアルイヤーにタイトル獲得やJ１昇格を果たすのはどのチームか。現役時代は平塚や草津などで活躍し、日本代表では98年フランスW杯のメンバーにも選出された経歴を持つ元GKの小島伸幸氏に、J２リーグの順位を予想してもらった。

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　やはり降格組の磐田と清水が抜けており、上位と予想。J１でも実績のある静岡勢をどこが引きずり降ろすかに注目だ。

　補強禁止とはいえ山田大記ら主軸が残った磐田と、昨季のJ１得点王のチアゴ・サンタナや日本代表GKの権田修一などがいる清水は、選手の質で考えると抜けている。ただ、J２の戦いにアジャストできるかという点で磐田を１位にした。

　上位に食い込むにはコンスタントに勝点を積み重ねることが重要だ。その意味で仙台は郷家友太、長崎はフアンマ・デルガドなど実績のある選手を補強して戦力アップを図っているイメージだ。プレーオフ圏内を巡る戦いは熾烈だろう。

　３クラブが昇格できるレギュレーションを考えれば今季はチャンス。観ている人が例年以上に楽しいと感じられる本気の戦いが繰り広げられそう。
 

●小島氏のJ２順位予想
１　磐田
２　清水
――▲J１自動昇格圏内――
３　仙台
４　長崎
５　甲府
６　岡山
――▲J１参入プレーオフ出場圏内――
７　徳島
８　大分
９　千葉
10　山形
11　大宮
12　町田
13　東京V
14　山口
15　金沢
16　いわき
17　水戸
18　栃木
19　群馬
20　熊本
――▼J３降格圏内――
21　秋田
22　藤枝

構成●サッカーダイジェスト編集部

※サッカーダイジェスト 2023年２月23日号から転載。一部加筆修正あり。

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