「この10年間で日本ほど成長したチームはない」元ポルトガル代表フィーゴが、カタールW杯の森保Jを高評価。「もっと好きになった」【インタビュー後編】
カテゴリ:ワールド
2023年03月31日
日本は世界のサッカーの中心にどんどん近づいてきている
――サッカーの世界的な普及についてはどう考えていますか?
カタールでのワールドカップはとても大事なことを教えてくれた。サッカーはヨーロッパや南米だけのものではないということだ。アジアやアフリカの国も強くなっていて、サッカー界はその潮流を無視すべきではない。
今回の決勝はヨーロッパ対南米だったが、その形が変わる日も遠くないだろう。サッカーはより大きく世界中を巻き込んで広がっていっている、これは素晴らしいことだ。
カタールでのワールドカップはとても大事なことを教えてくれた。サッカーはヨーロッパや南米だけのものではないということだ。アジアやアフリカの国も強くなっていて、サッカー界はその潮流を無視すべきではない。
今回の決勝はヨーロッパ対南米だったが、その形が変わる日も遠くないだろう。サッカーはより大きく世界中を巻き込んで広がっていっている、これは素晴らしいことだ。
――最後の質問です。親日家として、日本で仕事をしたいと思ったことはありますか?
ジーコのように、日本で仕事をしていた人たちから多くの話を聞いているよ。スぺイン、ブラジル以外で最も親しみを感じる国だし、さっきも言ったように、私は日本の文化や食が大好きなんだ。
だからいつか、私の経験が日本サッカーの力になればいいと思っている。ワールドカップでずっと応援していたし、もっと好きになったと言ってもいいだろうね。日本は世界のサッカーの中心にどんどん近づいてきている。この先のワールドカップでも、素晴らしい結果を出してほしいと願っているよ。
※『ワールドサッカーダイジェスト』2023年1月19日号より転載・加筆。
インタビュー●リカルド・セティオン
翻訳●利根川晶子
【著者プロフィール】
リカルド・セティオン(Ricardo SETYON)/1963年8月29日生まれ。ブラジル・サンパウロ出身。ジャーナリストとして中東戦争やユーゴスラビア紛争などを現地取材した後、社会学としてサッカーを研究。スポーツジャーナリストに転身する。FIFAの広報担当なども務め、ジーコやカフー、ドゥンガなどとの親交も厚い。スポーツ運営学、心理学の教授としても大学で教鞭をとる。
ジーコのように、日本で仕事をしていた人たちから多くの話を聞いているよ。スぺイン、ブラジル以外で最も親しみを感じる国だし、さっきも言ったように、私は日本の文化や食が大好きなんだ。
だからいつか、私の経験が日本サッカーの力になればいいと思っている。ワールドカップでずっと応援していたし、もっと好きになったと言ってもいいだろうね。日本は世界のサッカーの中心にどんどん近づいてきている。この先のワールドカップでも、素晴らしい結果を出してほしいと願っているよ。
※『ワールドサッカーダイジェスト』2023年1月19日号より転載・加筆。
インタビュー●リカルド・セティオン
翻訳●利根川晶子
【著者プロフィール】
リカルド・セティオン(Ricardo SETYON)/1963年8月29日生まれ。ブラジル・サンパウロ出身。ジャーナリストとして中東戦争やユーゴスラビア紛争などを現地取材した後、社会学としてサッカーを研究。スポーツジャーナリストに転身する。FIFAの広報担当なども務め、ジーコやカフー、ドゥンガなどとの親交も厚い。スポーツ運営学、心理学の教授としても大学で教鞭をとる。