流れを変える切り札として期待したいのは佐野
ボランチは松木、山根陸(横浜)が軸。前者は怪我で予選に参加できなかったが、11月の活動で存在感を発揮した。フィジカルの強さと、ルーキーイヤーからJ1で活躍した経験値はこのチームで図抜けており、チームを牽引する役割が求められる。
一方、予選でキャプテンを務めていた山根は、ピッチ内外で欠かせない。冷静沈着な振る舞いでゲームを落ち着かせるだけではなく、3列目から前に顔を出してゴールにも絡める。幅広いプレーでチームに貢献できる司令塔の存在が、チームの命運を握っていると言っても過言ではない。
また、期待したいのが、佐野航大(岡山)だ。昨年はプロ1年目ながらトップチームで出場機会を増やし、代表にも継続的に招集され、結果を残してきた。インテリジェンス溢れるプレーはほかの選手にはない武器で、流れを変える切り札として重宝されるはずだ。また、安部大晴(長崎)、保田堅心(大分)も経験を積んでおり、大会中に大きな成長を遂げる可能性を秘めている。
2列目のファーストチョイスは左から横山、北野颯太(C大阪)、甲田だろう。横山は最前線にも対応可能だが、今季から加わった鳥栖では左サイドにチャレンジ。スピードを活かした仕掛けでチームに変化をもたらす。
一方、予選でキャプテンを務めていた山根は、ピッチ内外で欠かせない。冷静沈着な振る舞いでゲームを落ち着かせるだけではなく、3列目から前に顔を出してゴールにも絡める。幅広いプレーでチームに貢献できる司令塔の存在が、チームの命運を握っていると言っても過言ではない。
また、期待したいのが、佐野航大(岡山)だ。昨年はプロ1年目ながらトップチームで出場機会を増やし、代表にも継続的に招集され、結果を残してきた。インテリジェンス溢れるプレーはほかの選手にはない武器で、流れを変える切り札として重宝されるはずだ。また、安部大晴(長崎)、保田堅心(大分)も経験を積んでおり、大会中に大きな成長を遂げる可能性を秘めている。
2列目のファーストチョイスは左から横山、北野颯太(C大阪)、甲田だろう。横山は最前線にも対応可能だが、今季から加わった鳥栖では左サイドにチャレンジ。スピードを活かした仕掛けでチームに変化をもたらす。
トップ下の北野は洗練された技術とゴール前の嗅覚で勝負できるアタッカー。高3だった昨季にトップチームへ加わり、J1で19試合に出場するなど、攻撃の柱になり得るタレントだ。
右の甲田は小柄ながら重心の低いドリブルで好機に絡む。昨季は怪我の影響で代表からは遠かったが、今年3月には一世代上のパリ五輪世代の活動にも参加しており、実力は折り紙付きだ。
熊取谷一星(明治大)、永長鷹虎(川崎)も技術に定評があり、途中からピッチに立っても機能するタイプ。こう着状態に陥った時のジョーカーとしても機能するはずだ。
最前線は坂本一彩(岡山)と熊田直紀(FC東京)を相手によって使い分ける形になりそうだ。坂本は裏抜けやボックス内で勝負できるクラシックなタイプの点取り屋。熊田はサイズを生かしたポストワークや空中戦の強さを武器とする。
相手CBの特徴を見ながらの起用となるが、前からハイプレスを仕掛ける展開になれば、本職がFWの横山を最前線に置く選択肢もあるだろう。
3月3日に中国との初戦を迎える日本。ベースは予選同様に4−2−3−1としたが、3バックや2トップなど、異なるシステムで戦う可能性もある。短い期間でどこまで細部を詰めていけるか。11月以降、活動ができていない不安要素もあるが、日本の未来を担う選手たちの奮戦に期待したい。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
【U-20アジアカップ グループステージ日程】
第1節:日本対中国/日本時間3月3日19時KO
第2戦:日本対キルギス/日本時間3月6日19時KO
第3節:日本対サウジアラビア/日本時間3月9日21時KO
【PHOTO】日本代表の歴代ユニホームを厳選写真で振り返り!
【W杯PHOTO】現地カタールで日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!
右の甲田は小柄ながら重心の低いドリブルで好機に絡む。昨季は怪我の影響で代表からは遠かったが、今年3月には一世代上のパリ五輪世代の活動にも参加しており、実力は折り紙付きだ。
熊取谷一星(明治大)、永長鷹虎(川崎)も技術に定評があり、途中からピッチに立っても機能するタイプ。こう着状態に陥った時のジョーカーとしても機能するはずだ。
最前線は坂本一彩(岡山)と熊田直紀(FC東京)を相手によって使い分ける形になりそうだ。坂本は裏抜けやボックス内で勝負できるクラシックなタイプの点取り屋。熊田はサイズを生かしたポストワークや空中戦の強さを武器とする。
相手CBの特徴を見ながらの起用となるが、前からハイプレスを仕掛ける展開になれば、本職がFWの横山を最前線に置く選択肢もあるだろう。
3月3日に中国との初戦を迎える日本。ベースは予選同様に4−2−3−1としたが、3バックや2トップなど、異なるシステムで戦う可能性もある。短い期間でどこまで細部を詰めていけるか。11月以降、活動ができていない不安要素もあるが、日本の未来を担う選手たちの奮戦に期待したい。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
【U-20アジアカップ グループステージ日程】
第1節:日本対中国/日本時間3月3日19時KO
第2戦:日本対キルギス/日本時間3月6日19時KO
第3節:日本対サウジアラビア/日本時間3月9日21時KO
【PHOTO】日本代表の歴代ユニホームを厳選写真で振り返り!
【W杯PHOTO】現地カタールで日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!