ドゥンガ、交代策が的中も…想定外の退場劇に悩みの種が増える。
60パーセントもボールを持ちながら先制されてしまったブラジルは、後半に入り、より攻勢を強める。53分にはネイマールが得意のドリブルで左サイドから切り込み、ミドルシュートを放ったが、枠を捉えることはできなかった。
そして、ドゥンガ監督は56分にオリベイラに代えて、D・コスタを投入。最前線を流動的にし、マーカーに敵を絞らせないようにすると、これが功を奏す。
58分、右サイドのウィリアンからのクロスをファーサイドで待っていたD・コスタが頭で折り返し、リマがダイレクトボレーで沈めて、同点に追いついた。
ブラジルは勢いづき、さらに攻撃的MFのR・アウグストを投入して畳み掛ける。これに対し、アルゼンチンは相手の個人技に押し込まれて完全に守勢。前半とは違い、3トップを起点としたカウンターに持ち込めず、我慢の時間が続いた。
78分にはネイマールの強烈なミドルシュートに放たれるも、GKロメロがセーブ。直後の79分にはウィリアンの決定的なクロスボールもバネガが懸命にクリアするなど、耐え凌いだアルゼンチンは81分、ディバラ、ラメラを同時投入する。
するとこれが奏功し、アルゼンチンの前線に再び勢いが戻った。引き分けを狙ったブラジルがリトリートしたこともあってか、敵陣でボールを繋ぎ、攻勢に出る。83分にロホのクロスにオタメンディが頭で、84分にラメラが左足ボレーで狙うも、いずれも枠を捉えることはできなかった。
88分には、ブラジルのD・ルイスがビグリアの足を故意に踏み、この日、2枚目のイエローカードを貰って退場になるなど、試合は荒れ模様のなかで結局、1-1のドロー決着となった。
これでアルゼンチンは南米予選4試合でいまだ白星がなく、暫定ながら8位に転落。一方のブラジルは5位と、こちらは順位に変動はなかった。
主力を複数欠いた状態とはいえ、ホームで絶対に勝利が欲しかったアルゼンチンからすれば、理想形とも言えるカウンターから先制しながらも引き分けに終わったのは、なんとも痛い。17日のコロンビアとのアウェーゲームでは勝点3を持ち帰り、なんとか立て直しを図りたいところだろう。
一方、最後の10分間は自陣に下がったブラジルからすれば、この結果は受け入れられるものだったと言えるだろうが、D・ルイスの退場は想定外だったはず。次節、ホームで対戦するペルー戦で、ドゥンガ監督がD・ルイスの代わりに誰を据えるのかに注目だ。
そして、ドゥンガ監督は56分にオリベイラに代えて、D・コスタを投入。最前線を流動的にし、マーカーに敵を絞らせないようにすると、これが功を奏す。
58分、右サイドのウィリアンからのクロスをファーサイドで待っていたD・コスタが頭で折り返し、リマがダイレクトボレーで沈めて、同点に追いついた。
ブラジルは勢いづき、さらに攻撃的MFのR・アウグストを投入して畳み掛ける。これに対し、アルゼンチンは相手の個人技に押し込まれて完全に守勢。前半とは違い、3トップを起点としたカウンターに持ち込めず、我慢の時間が続いた。
78分にはネイマールの強烈なミドルシュートに放たれるも、GKロメロがセーブ。直後の79分にはウィリアンの決定的なクロスボールもバネガが懸命にクリアするなど、耐え凌いだアルゼンチンは81分、ディバラ、ラメラを同時投入する。
するとこれが奏功し、アルゼンチンの前線に再び勢いが戻った。引き分けを狙ったブラジルがリトリートしたこともあってか、敵陣でボールを繋ぎ、攻勢に出る。83分にロホのクロスにオタメンディが頭で、84分にラメラが左足ボレーで狙うも、いずれも枠を捉えることはできなかった。
88分には、ブラジルのD・ルイスがビグリアの足を故意に踏み、この日、2枚目のイエローカードを貰って退場になるなど、試合は荒れ模様のなかで結局、1-1のドロー決着となった。
これでアルゼンチンは南米予選4試合でいまだ白星がなく、暫定ながら8位に転落。一方のブラジルは5位と、こちらは順位に変動はなかった。
主力を複数欠いた状態とはいえ、ホームで絶対に勝利が欲しかったアルゼンチンからすれば、理想形とも言えるカウンターから先制しながらも引き分けに終わったのは、なんとも痛い。17日のコロンビアとのアウェーゲームでは勝点3を持ち帰り、なんとか立て直しを図りたいところだろう。
一方、最後の10分間は自陣に下がったブラジルからすれば、この結果は受け入れられるものだったと言えるだろうが、D・ルイスの退場は想定外だったはず。次節、ホームで対戦するペルー戦で、ドゥンガ監督がD・ルイスの代わりに誰を据えるのかに注目だ。