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【クラブW杯来日記念!短期集中連載】バルサ戦士の素顔――Vol.3 メッシ、ブラーボ、ムニル

カテゴリ:メガクラブ

山本美智子

2015年11月13日

ブラーボ「守りたいものはゴールマウスと家族だけ」

足下の技術に優れたブラーボは、最後尾からのビルドアップを基本とするバルサ・スタイルにも難なく順応した。(C)Getty Images

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Claudio BRAVO
クラウディオ・ブラーボ

背番号13/GK/チリ代表/1983年4月13日生まれ/184センチ・80キロ
 
 クラウディオ・ブラーボは、チリの首都サンティアゴから35キロ離れた人口2000人にも満たない小さい町、ビルコで生まれ育った。
 
 どこまでも田畑が広がる農村でその才能を最初に見抜いたのは、他ならぬ父親のマルセロさんだった。
 
 9歳になったばかりの息子を名門コロコロの下部組織に入れ、そこからブラーボのフットボールキャリアは始まった。
 
 小さい頃は小柄なほうだったブラーボは、仲間とストリートゲームをする時に「おまえはあそこに立っていろ」とゴールマウスに追いやられたのだという
 
「小さい時は、みんなゴールを決めたいから、キーパーになんてなりたくないよね」
 
 今やチリ代表のキャプテンであり、母国の子供達がこぞって憧れるまでになったブラーボは、GKになったキッカケを笑ってそう振り返る。
 
 3歳下の妻カルラ・パルドさんとは、17歳の時に故郷で知り合った。すでに3人の子宝に恵まれたが、長女のホセファちゃんを妊娠した時、カルラさんはまだ17歳だったため、相手のご両親に激怒されたことも、今となっては笑い話になった。
 
「家族あっての幸せであり、今の自分がある」
 
 ブラーボは常々そう公言している。彼が守りたいものは、故郷ビルゴにいた時からまったく変わらない。ゴールマウスと家族。それだけなのだ。

最愛の妻カルラさん(右)とは17歳の時に知り合い、今では3人の子宝に恵まれている。(C)Getty Images

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