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かつて市立船橋を率いた智将が檜舞台に帰還! 初戦敗退で痛感した履正社とのふたつの“違い”【選手権】

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2022年12月29日

「ジェネレーションギャップが広がっていました(笑)」

選手権の舞台に帰還した石渡監督。来季はさらにバージョンアップした東邦を見られるか。写真:鈴木颯太朗

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 だが、久しぶりに高校年代で指導に携わったことは、石渡監督にとって新たな発見もあった。

「今年の7月からチームを率いたけど、監督の立場は久しぶり。今までも指導者は続けていましたけど、監督は選手と人間関係を作らないといけないので苦労しましたね。だいぶ時間が経っていて、選手とのジェネレーションギャップが広がっていましたし(笑)。とはいえ、(選手たちは)この5か月ぐらいの間にいろんなことを身につけてくれたとは思っています」

 市立船橋で部長を務めていた当時、監督としてチームを率いていた布啓一郎氏も会場に来訪。久しぶりの大舞台に懐かしい顔も揃ったが、すでに気持ちは来年度に向いている。

「履正社さんと比べると、一人ひとりのタクティクスに違いがあった。(東邦は下級生が多いので)フィジカル面でも3年生中心のチームと違いがあった。こっちもこの経験を活かして、やっぱり選手個々の質をレベルアップしないといけない。選手が痛感していると思うので、どんどんこの経験を上積みしていきながら、チームとして競争意識を高めていく。ベンチに入らなかった1、2年生がかなりいるので、選手層を厚くすることが全国大会の常連になるためには必要ですね」

 情熱は衰えていない。63歳の再チャレンジはまだ始まったばかり。久しぶりに大舞台を戦ったエネルギーに変え、かならず真冬のビックトーナメントに戻ってくる。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)

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