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「自分は日本人じゃないと思ったほうがいい」遠藤航が1対1の極意を説く!長友佑都はW杯決勝に衝撃「人生で1番心を打たれた」

カテゴリ:日本代表

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2022年12月22日

長友が語る「航の強さ」

ブンデスで2年連続デュエル勝利数1位に輝いている遠藤。カタールW杯でも勝負強さを発揮した。(C)Getty Images

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――遠藤さんがデュエルを意識し始めたのはいつぐらいからですか?

「元々1対1では負けないというか、負けたくないと思ってプレーはしていたけど、やっぱり海外に行ってからより1対1の重要性だったりとか(を感じた)。僕はブンデスに行ってから、『よりボールを奪う選手になるにはどうしたらいいか』みたいなことを考えながらプレーをしていたので、そこら辺は海外に行ってから意識が高くなったと思う。

 もちろんシンプルに当たった強さも大事だと思うけど、僕みたいな選手が1対1で勝つにはある程度、駆け引きだったりとか、賢さというか、クレバーさみたいなところも大事だったりはするので。僕はその日本人らしさを活かしながら、もちろん強さのベースを上げられるようにみたいなことはやっていた」

――長友さんから見て、遠藤さんの1対1のデュエルはどうですか?

「やっぱりデュエルとなると球際の部分をみんな意識すると思うけど、僕がピッチで見ていて『航すごいな』と感じるのは、もちろん当たるところもすごいけど、やっぱり読みとポジショニング。これが圧倒的にすごい。ポジショニングが良ければ、デュエルに勝つ確率も上がるので。0.1秒とかの差で遅れが出るとやられる世界。その0.1秒をモノにできるという部分は航の強さ」
 
――めちゃくちゃ褒められています。

「嬉しいです(笑)。ありがとうございます」

――ドイツ戦では、遠藤さんがブンデスリーガでずっと対戦しているセルジュ・ニャブリ選手と対戦しました。

遠藤
「ニャブリは消えていた。それはもう本当に佑都君が上手く彼の良さを消していたというところで。彼の良さってドリブルで前に運ぶ推進力だったりとか、カットインもできるし、結構前を向かせたら何でもできるというイメージ。その選手に対して、しっかり寄せるところもそうだし、味方と上手く連係しながら彼の良さを消していたというところは……。僕は右側にいたので左側は佑都さんに任せてプレーしていた」

――遠藤さんの話を聞いて、長友さんはどうですか?

「ブラボー(笑)。でもニャブリ選手は僕も本当に1000回くらい彼のプレーを見て臨んだ。ドリブルも上手いし、右も左もシュートが上手いし。ドイツ戦の前半はニャブリ選手にボールが渡って、1対1ができると思ってもすぐ横に(トーマス・)ミュラーがいたりとか、(ジャマル・)ムシアラが来たりとか。なかなか1対1を作らせてもらえなかった。そこはやっぱりドイツ代表のすごさと、僕が望んでくれることをやらしてくれないニャブリのすごさ」
 
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