• トップ
  • ニュース一覧
  • 【4年後の日本代表“理想イレブン”】鎌田はボランチがベスト。相棒はポテンシャルが随一の藤田。“左SB”相馬も面白い

【4年後の日本代表“理想イレブン”】鎌田はボランチがベスト。相棒はポテンシャルが随一の藤田。“左SB”相馬も面白い

カテゴリ:日本代表

河治良幸

2022年12月17日

冨安と板倉がファーストセット

1トップはスケール感が大事。J2得点王の小川が欧州で活躍できれば第一候補に。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 ただ、やはり本格派のセンターフォワードだけでは型にはまってしまうので、引き続き前田大然のような選手は必要だろう。その前田にしても28歳という年齢になるので、持ち前のプレッシングと裏抜けにプレーの質を加えることができれば、このタイプの第一人者としてカタール以上に頼りになるはず。

 彼に続く新鋭としては、松本の後輩で、U−19代表のエース格である横山歩夢に期待している。

 鎌田大地は前目のポジションもできるが、本人も認める通り、本当にワールドクラスのレベルで勝負するならボランチがベストだ。相棒はポテンシャルが随一の藤田譲瑠チマにしたが、攻守のバランスを考えるなら経験豊富な遠藤航をはじめ、国際経験を積んでいるであろう岩田智輝や、ベルギーで挑戦中の田中聡などと組み合わせるのもありだ。

 このボランチもパリ五輪世代などに有望なタレントが多いので、名前の羅列はしないが、良い意味で驚きをもたらしてほしい。新星の福井太智は前目のポジションもできるが、視野の広さと攻め上がりのセンスを考えるとボランチが理想か。ただし、もっと守備の強度を欧州の環境で高めてもらいたい。
 
 センターバックは冨安健洋と板倉滉の能力が抜きん出ており、年齢的にも深刻な怪我さえなければ、26年のW杯でもファーストセットになると見ている。

 すでにアーセナルというビッグクラブに所属する冨安はCBで活躍できていると頼もしい。板倉はこの1、2年のうちにも、ドイツ1部のボルシアMGでチャンピオンズリーグに出て、活躍すること。マンチェスター・シティが買い戻したくなるぐらいの選手になってくれると期待している。

 フォーメーション図には入れなかったが、伊藤洋輝が左利きのCBとして冨安、板倉を脅かす存在になっていくこと。年齢的には彼らより若い瀬古歩夢やパリ五輪世代の西尾隆矢、鈴木海音、チェイス・アンリなどから1人でも食い込んでくると、かつては世界との差が指摘されたCBが、日本の強みになってくる。

【W杯PHOTO】現地カタールで日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!
 
【関連記事】
【4年後の日本代表“理想イレブン”】最前線は万能型FW町野が筆頭候補。鎌田、堂安の前向きなメンタルに期待
【4年後の日本代表“理想イレブン”】森保監督続投なら大きな変更はなさそう。板倉にはモチベーターとしての役割を期待したい
【4年後の日本代表“理想イレブン”】新時代に相応しい守護神誕生に期待! 1トップなら高さのある原大智は重要なオプションに
「かなり黒子に徹してた、素晴らしい」本田圭佑が賞賛した日本代表戦士は?「クローズアップしてもらいたい」【W杯】
「日本、アホちゃうか」本田圭佑、WBCのサッカー熱への影響に関する問いにバッサリ!「なんでレベルの低い話をしなきゃいけないのか」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ