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【4年後の日本代表“理想イレブン”】森保監督続投なら大きな変更はなさそう。板倉にはモチベーターとしての役割を期待したい

カテゴリ:日本代表

清水英斗

2022年12月16日

少しずつゆっくり世代交代を進める重要性

相手のプレスに苦戦したクロアチア戦。大迫であれば、あの状況を改善できただろう。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 今後、目ざすサッカーの方向性としては、選手の志向を聞く限り、ポゼッション時のゲームコントロールが1つの主眼になりそうだ。

 決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦も前半は上手くコントロールしたが、後半になり、ハイプレスをかけられて操縦桿を手放した。これではゲームコントロールが充分に作用しないので、より全局面に広げ、自陣でのカウンタープレス回避、ハイプレス回避が、次の3年半の主題目になるのではないか。

 もっとも、率直に言えば、クロアチア戦でも大迫勇也がいれば、どうにかなったはず。ロングキックでハイプレスを回避し、それを前線で収めてもらって、押し上げればいい。浅野拓磨にはそれができなかったので、日本が劣勢になったが、大迫ならあの状況は改善できた。
 
 ただ、大迫のような得難い選手は、常にいるわけではない。ならばチームとしてプレス回避に取り組み、全局面の質向上を図るのが第一だろう。

 また大迫については、その誇り高さから考えても、気安くベンチに置けるレベルの選手ではなかったと推測される。ドイツ戦とスペイン戦に前田大然や浅野を起用し、コスタリカ戦やクロアチア戦は大迫でと、当初の筆者は考えていたが、ポルトガル代表がクリスティアーノ・ロナウドをスタメンから外す際に一悶着あったように、同様の問題はどの代表でも大なり小なりある。TVゲームのようにパラメータだけで、スタメンを組むことはできない。

 今後、そうした悶着が現在の主軸メンバーの誰かに起きないとも限らない。筆者の理想のスタメンには、今大会を支えたベテランの名はないが、かといって、一気に世代交代を進めると、個人をチームに引き戻す存在を欠く恐れがある。少しずつゆっくりと、3年半後のスタメンへ向かうのがベストだ。

文●清水英斗(サッカーライター)

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