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“日本のジルー”に? 報徳学園のFW坂元一渚璃がいわきFCに加入内定!「いたね。見つけたね」クラブが即座に獲得オファーを出したワケ

カテゴリ:高校・ユース・その他

森田将義

2022年12月13日

「非常に伸びしろがある」

加入内定会見で笑顔を見せる報徳学園の高田監督(左)と坂元(右)。写真:森田将義

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 今季は23.8歳だった平均年齢が、来季は22.8歳とさらに若くなるなど、若手の多さがいわきの特徴だ。2022年シーズンにJ3で初代MVPとなったFW有田稜を筆頭に、可能性を秘めた選手を獲得し、育てていくのがチームのコンセプト。選手一人ひとりの遺伝子を調べ、それぞれに合ったストレングストレーニングや食事を提供するなど、しっかりデザインされた24時間を過ごすことで一人前となった選手は多い。

 近年は大卒選手の獲得が主流で、高卒の獲得はMFバスケス・バイロン(現・東京ヴェルディ)以来4年ぶりというのも、坂元に対する期待の表れだろう。
 
「非常に伸びしろがあると思った。20歳ぐらいで出てくると期待しています」(大倉社長)

 練習参加した際は、持ち味である動き出しで自信を掴んだ一方、「高校生と比べて一瞬の判断スピードや、単純な短いスピードで差を感じました」(坂元)。そうした課題は、いわきで過ごす日々によって解消されていくだろう。

 大倉社長が挙げたフランス代表のストライカー同様、チームのエースとして、いわきを勝利に導く日が来るのもそう遠くないはずだ。

取材・文●森田将義(サッカーライター)

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