ネイションズリーグでは3分3敗の未勝利
リネカー、シアラー、ファーディナンドのディスカッションは、イングランド代表の定位置争いに及んだ。
イングランドはグループステージで4-2-3-1を採用し、イラン戦とアメリカ戦では両翼にブカヨ・サカとラヒーム・スターリングを先発で起用した。
しかし2節のアメリカ戦を無得点で終えると、ガレス・サウスゲイト監督はテコ入れでスタメンを変更。サカとスターリングの代わりに、ラッシュフォードとフォデンを両翼で起用したのだ。ファーディナンドは、多彩な攻撃オプションもイングランドの力になると語った。
「ラッシュフォード、フォデン、サカ、スターリング、そしてグリーリッシュ。サウスゲイト監督には多くの選択肢がある。このカードをいかに切っていくか。決勝トーナメントを戦っていくうえで、こうした多彩なオプションは強力な武器になるはずだ」
もちろん、課題がないわけではない。近年のイングランドは、格下が相手の場合は「強烈な個の力」でねじ伏せてきたが、力が同等、もしくは強豪国には大苦戦を強いられてきた。
W杯前に行なわれたネイションズリーグでの大不振がその証拠だ。ネイションズリーグは実力別にリーグを分けて争うが、ドイツ、イタリア、ハンガリーといった実力国と同居したグループで3敗3分の未勝利と散々な結果に終わった。
イングランドはグループステージで4-2-3-1を採用し、イラン戦とアメリカ戦では両翼にブカヨ・サカとラヒーム・スターリングを先発で起用した。
しかし2節のアメリカ戦を無得点で終えると、ガレス・サウスゲイト監督はテコ入れでスタメンを変更。サカとスターリングの代わりに、ラッシュフォードとフォデンを両翼で起用したのだ。ファーディナンドは、多彩な攻撃オプションもイングランドの力になると語った。
「ラッシュフォード、フォデン、サカ、スターリング、そしてグリーリッシュ。サウスゲイト監督には多くの選択肢がある。このカードをいかに切っていくか。決勝トーナメントを戦っていくうえで、こうした多彩なオプションは強力な武器になるはずだ」
もちろん、課題がないわけではない。近年のイングランドは、格下が相手の場合は「強烈な個の力」でねじ伏せてきたが、力が同等、もしくは強豪国には大苦戦を強いられてきた。
W杯前に行なわれたネイションズリーグでの大不振がその証拠だ。ネイションズリーグは実力別にリーグを分けて争うが、ドイツ、イタリア、ハンガリーといった実力国と同居したグループで3敗3分の未勝利と散々な結果に終わった。
対戦相手のレベルが一気に上がる決勝トーナメントからが真の勝負になると、ファーディナンドは力を込める。
「首位で突破したからといって、良い気分に浸ってはいられない。ウェールズを低く評価するつもりはないが、ここからもっとタフな相手と勝負する。イングランドの力が試されるのはここからだ」
リネカーが「『ガレス・サウスゲイト監督は、試合途中の戦術変更で流れを変えられない』と批判を受けている。今回のウェールズ戦も、こうした批判を覆すことができなかった。実際、この試合も先制点はラッシュフォードのフリーキックだったからね。監督の課題は解決されていない」と指摘した。
イングランド代表は、決勝トーナメント1回戦でセネガルと対戦。良い点も悪い点も見えたグループステージを経て、はたして決勝トーナメントを勝ち上がっていくことができるか。
取材・文●田嶋コウスケ
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「首位で突破したからといって、良い気分に浸ってはいられない。ウェールズを低く評価するつもりはないが、ここからもっとタフな相手と勝負する。イングランドの力が試されるのはここからだ」
リネカーが「『ガレス・サウスゲイト監督は、試合途中の戦術変更で流れを変えられない』と批判を受けている。今回のウェールズ戦も、こうした批判を覆すことができなかった。実際、この試合も先制点はラッシュフォードのフリーキックだったからね。監督の課題は解決されていない」と指摘した。
イングランド代表は、決勝トーナメント1回戦でセネガルと対戦。良い点も悪い点も見えたグループステージを経て、はたして決勝トーナメントを勝ち上がっていくことができるか。
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