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日本が注意すべき”モドリッチ・ライン”、視界の外側を支配できれば…。クロアチアに勝つための3大ポイントは?【W杯】

カテゴリ:日本代表

河治良幸

2022年12月04日

モドリッチを完全に封じるのは難しいが…

スペイン戦では三笘がクロスにギリギリで飛び込んで折り返し、田中の決勝点をお膳立て。このシーンにクロアチア攻略のヒントが。(C)Getty Images

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 2つ目は”モドリッチ・ライン”を断ち切ること。モドリッチはクロアチアのキーマンであり、間違いなく注意するべき選手だが、完全に封じるのは難しい。絶妙なポジショニングや抜群のキープ力もさることながら、プレッシャーを利用するように出してくるサイドチェンジが、そのままチャンスにつながるケースも多い。特に右足のアウトにかけた独特なキックを完璧に封じ込めるのは不可能だろう。

 だからこそ、いざ出された時のパスの先がスイッチになるのを日本の選手たちは、あらかじめインプットしておくのが大事になる。モドリッチを直接止められなくても、パスの受け手にイメージ通りのプレーをさせなければ、ゴールまでの道筋を分断できるはずだ。
 
 3つ目は視界の外側を支配すること。クロアチアはボールサイドでの守備強度が非常に高い。そこを突破してフィニッシュに持ち込むのはかなりの難易度だ。

 しかし、コンパクトであるがゆえに守備ブロックの外側からのフリーランなどを見逃しがち。屈強なCBが揃うゴール前も、例えば速いクロスがファーに抜けたところで、SBの選手がアタッカーをチェックし切れていないことがある。

 右で伊東純也が仕掛けてクロスを上げた場合、左ワイドから南野拓実や三笘薫がジャストで走り込んで合わせるような形は、クロアチアのディフェンスが最も苦手とするところ。そこで直接シュートできなかったとしても、折り返しを中の選手がダイレクトで合わせるような形を作れたら得点チャンスはかなり高まるだろう。

 時に正面から挑むのも大事だが、インからアウト、アウトからインといった目先を変えてクロアチアのディフェンスを惑わして行きたい。

文●河治良幸

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