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【U-22日本代表】“ドリブラー”中野嘉大が定位置獲りへ決意の新境地開拓「ボールを取れる選手になる!」

カテゴリ:日本代表

小田智史(サッカーダイジェスト)

2015年10月30日

「アクセント」と「守備力の向上」で手倉森監督の御眼鏡に適う“武器”となれるか。

手倉森監督から綿密に指示を受ける中野。指揮官は「攻撃のところでアクセントになる可能性を感じた」と語っており、チームの新たな“武器”になり得る可能性は十分ある。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 手倉森監督は、中野について「攻撃のところでアクセントになる可能性を感じた」と評価しつつも、「新しく来たメンバーは守備を鍛えないといけない」と課題も口にした。中野自身、SBという新境地への“チャレンジ”を経て、新たな目標ができたと語る。
 
「守備で言えば、連動したディフェンスをするために2列目の選手を上手く使えるようになること。もうひとつは、自分のところでもっと止められるようになること。正直競り合いは慣れていないので、意識してやろうと思っている。一番分かりやすい成長としてアピールするためにも、“ボールを取れる選手”になりたい」
 
 ボールを相手から奪うとはつまり、攻撃のチャンスを手にすることを意味する。それを実践できれば、ドリブルという自身最大の持ち味も発揮しやすくなるわけだ。中野は「代表候補になったからと言って技術が急激に上がるわけではない。だからこそ、自分の良さを出さないと競争に生き残れない」と話す。
 
 手倉森監督はキャンプ終了後、選手選考について「チームとして武器は多ければ多いほどいい。あとは僕がどの武器を取るか」とコメントしている。中野は指揮官の御眼鏡に適うのか。果たして、クールな“新星”の運命やいかに――。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
 
PROFILE
なかの・よしひろ/1993年2月24日生まれ、鹿児島県出身。176センチ・66キロ。パルティーダU-12―パルティーダU-15―佐賀東高―筑波大―川崎。今季通算8試合・1得点、J1通算8試合・1得点(J1・第2ステージ15節終了時)。等々力に現われたニュースター。最大の武器であるドリブルに加え、トラップやボールコントロールなど足もとの技術には定評がある。筑波大では10番を背負い、中盤ならどこでもこなす。
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