中盤2列目は9月のアメリカ戦で手応えを得た右から伊東純也、鎌田、久保建英の並びになるのではないか。ただし、やや不安なのは、21日のトレーニングで右ふくらはぎにテーピングを巻いていた伊東の状態。カナダ戦も欠場したこのスピードスターは欠かせない存在だが、好調の相馬勇紀らを組み込む形も考えられるか。
三笘薫も攻撃のキーマンであるが、合流が遅れた点も踏まえれば、ジョーカーとして起用する確率が高いだろう。スコアレスなどで粘り、勝負どころで三笘や相馬らを送り出せば、勝利の方程式を描けるかもしれない。
中盤2列目は伊東、鎌田、久保を予想
CFは脚力を生かして前線から何度もチェイシングをできる前田大然が第一候補だろう。彼にはドイツに圧をかけ続けてもらい、終盤に上田綺世、浅野拓磨らを投入する形がベストか。
その後のコスタリカ戦(11月27日)、スペイン戦(12月1日)とグループ3戦をトータルで考えたいが、何よりも大事のは初戦。ここで勢いに残ってこそ、グループリーグ突破、悲願のベスト8への道が見えてくるはずだ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト特派)
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