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森保ジャパンはドイツ戦にどんな布陣で挑むべきか。冨安の左SB起用は一案、左サイドには前田を推す【小宮良之の日本サッカー兵法書】

カテゴリ:日本代表

小宮良之

2022年11月21日

浅野、前田は「前半で十分」で半ば捨て駒だ

 トップ下では鎌田大地が攻撃を司る。一本のパスで勝負を決められる。また、味方がポストで収めてくれたら、フィニッシュ精度も出せる。セットプレーのキッカーとしても有力。周りは馬車馬のように働いて、彼は来るべき攻撃時に備えて力をセーブするべきだ。


 トップには浅野拓磨、サイドは右に伊東純也、左に前田大然を先発に推す。彼らの使命はパワー、スピードを用い、相手を消耗させること。特に浅野、前田は「前半で十分」で体力配分を考えず、プレスをかけ、裏を取るために走り続ける。半ば捨て駒だ。
 
 後半途中に勝負で、左に三笘薫、トップに上田綺世を投入する。二人とも得点の気配を放つだけに、相手が焦れていたり、消耗していたり、混乱が起きていたら、ゴールの可能性はある。勝負に行くなら、鎌田をボランチに下げ、トップ下に久保建英、右に堂安律で乾坤一擲の勝負をかける。

 楽観的で、奇跡的な勝利パターンだが、0−0でも上々である。ドイツが決定機を外し、開幕戦特有の不調に喘ぐ。それを願い、選手の奮闘を祈る。

文●小宮良之

【著者プロフィール】
こみや・よしゆき/1972年、横浜市生まれ。大学在学中にスペインのサラマンカ大に留学。2001年にバルセロナへ渡りジャーナリストに。選手のみならず、サッカーに全てを注ぐ男の生き様を数多く描写する。『選ばれし者への挑戦状 誇り高きフットボール奇論』、『FUTBOL TEATRO ラ・リーガ劇場』(いずれも東邦出版)など多数の書籍を出版。2018年3月に『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューを果たし、2020年12月には新作『氷上のフェニックス』が上梓された。
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