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【日本代表 26の肖像|山根視来】見続けてきたのは「夢」以上に「足もと」。自身を支える反骨心で“遅咲きの星”は輝きを放つ

カテゴリ:日本代表

波多野詩菜

2022年11月20日

「自分をスペシャルな選手とは思っていない」

17日のカナダ戦では痛恨のPK献上。悔しい想いをしたが、持ち前の反骨心で巻き返したい。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 試合は3-4で敗れたが、ゴールを突き刺すなど気を吐いた山根はプロの目に止まった。試合直後、強化部から「ぜひ練習参加してほしい。曺貴裁監督もすごく希望している」と誘いがかかった。3か月後、加入が内定。プロへの道が開けた。

 曺監督のもとでDFに転向し、川崎への移籍を経て迎えたプロ6年目。代表デビューの親善試合・韓国戦では初ゴールを決めた。土壇場の大舞台で結果を残してきた過去から“持っている”と言われることもあるが、その自覚はない。「同じくらい重要な試合はいっぱいあった。まだまだ」と話す。
 
 自身を支えているのは、「反骨心」。「自分をスペシャルな選手とは思っていない。怪我で休んだら自分の代わりに出た選手が活躍して、そのまま(ポジションを)奪われちゃうんじゃないか、みたいなことはいつも思っている」。

 見続けてきたのは、「夢」以上に「足もと」。だからこそ、遅咲きでもW杯までたどり着けた。

取材・文●波多野詩菜(スポーツニッポン新聞社)

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