【広島｜採点・寸評】
GK　
1　林　卓人　６
ゴールを脅かされる場面は少なく、セットプレーも無難に処理。ほぼミスもなく、終始安定していた。
 
DF      
33　塩谷　司　６
タイミングを見計らいゴール前へ侵入するなど、持ち前の攻撃力も披露。球際での守備も相手に引けを取らなかった。
 
５　千葉和彦　６
冷静な判断、先を読んだプレーで最終ラインを統率。水本と上手く連係を図りながら、マッチアップしたバレーを封じる。
 
４　水本裕貴　６
後半は伊東の突破にやや手を焼いたが、タスクを全う。相手に粘り強く対人や空中戦で常に優位に立った。
 
MF
14　ミキッチ　６
縦への突破で脅威を示す。再三に渡り対面した阿部翔の背後を突き、30分の追加点の起点となるクロスを供給した。
 
８　森﨑和幸　６
的確にスペースをカバー。ボール奪取からカウンターへつなげるなど、攻守の切り替えも良く気の利いた働きを見せていた。
 
６　青山敏弘　６
攻撃はやや自重しながらも、ボール捌き、展開力で違いを見せる。守備時には、相手の突破を阻む果敢なタックルも見せた。
 
27　清水航平　6.5
怪我の柏の代役として、３試合連続スタメン出場を果たし、１得点・１アシストと結果を残す。チームを勝利に導く立役者となった。
 
９　ドウグラス　6.5
清水のクロスに合わせた先制ボレーで、技術の高さを窺わせた。後方からの縦パスを上手く収めるなど、前線で効果的に機能していた。
 
30　柴﨑晃誠　６
ボールに触る頻度こそ少なかったが、周囲との連係は問題なかった。意表を突くダイレクトパスでリズムを生むなど、攻撃の潤滑油となる。
 
FW     
11　佐藤寿人　5.5
通算得点記録へのプレッシャーからか、目立った働きがないまま後半途中に交代。「チームの勝利が一番」と前を向いた。
 
 
交代出場
FW
29　浅野拓磨　５
カウンターから止めの一発を期待されたが、フリーで抜け出した77分のシュートは枠外へ。３戦ぶりの得点とはならなかった。
 
MF
14　佐々木翔　－
左WBに入り、守備に軸足を置きながらタスクをこなす。地味ながらも、求められた働きは示した。
 
FW
22　皆川佑介　―
６試合ぶりに出場するも、短い時間のなかで、持ち前の高さや強さを活かす場面はほぼなかった。
 
監督
森保　一　6.5
相手両サイドを攻略し、甲府の堅守を見事に攻略。２連敗中だった敵地で完封勝利を収め、チャンピオンシップ出場を決めた。
 
 
取材・文：橋本 啓（サッカーダイジェスト編集部）
 
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。