横浜――勢いはある。焦れずに我慢し、速攻で仕留める。
J1リーグ2ndステージ・15節
川崎フロンターレ - 横浜F・マリノス
10月24日(土)/14:00/等々力陸上競技場
横浜F・マリノス
2ndステージ成績(14節終了時):3位 勝点25 7勝4分3敗 23得点・13失点
年間成績(31試合終了時):7位 勝点51 14勝9分8敗 44得点・30失点
【最新チーム事情】
●前節に途中出場で決勝ゴールを決めた齋藤は、依然として右足首痛を抱えたまま。それでも今週は全体練習を消化しており、先発出場の見込みだ。
●齋藤の先発が難しい場合は、アデミウソンが左サイドに回り、右MFには兵藤が入りそう。今週はその形での練習も行なった。
●昨年手術した右膝に痛みを抱えている仲川は離脱中。川崎戦は欠場し、復帰の目処は立っていない。
●U-22日本代表候補に選出された喜田が好調。練習では軽快な動きを見せ、大島や中野といった代表勢との対戦を楽しみにしていた。
【担当記者の視点】
前節・神戸戦では、1点ビハインドで迎えた終了間際に、アデミウソンと齋藤のゴールで鮮やかな逆転勝利を飾った。この結果、第2ステージで3位に浮上。10月に入ってからは天皇杯を含めた公式戦で目下4連勝中と、奇跡のステージ制覇に向けて、その勢いは止まらない。
それだけに、今季はリーグ(●1-3)、ナビスコカップ(●1-2)で連敗と相性の悪い川崎相手にも、ポジティブな状態で挑めるはず。自慢の堅守はやや脆さを見せているが、攻撃陣がコンスタントに得点を重ねているのは好材料だ。とりわけ、アデミウソン、伊藤がハイパフォーマンスを見せ、チームを勝利へと導いている。
さらに、「トップ下・中村&三門と喜田の2ボランチ」の軸となるトライアングルが試合を重ねるごとに連係を深め、攻守両面で効果的な働きを見せている。開幕戦で惨敗した頃のチームとは、完成度は雲泥の差と言っていい。
ゲームを支配される時間は長くなりそうだが、焦れずに我慢しながら、カウンターで仕留める。その意味では、怪我を抱えてはいるものの、スピードと突破力に秀でる齋藤がこの試合でもキープレーヤーになりそうだ。もちろん、緩急をつけた速攻を操る中村の熟練のテクニックと戦術眼も、勝敗を大きく左右する肝になるだろう。
川崎フロンターレ - 横浜F・マリノス
10月24日(土)/14:00/等々力陸上競技場
横浜F・マリノス
2ndステージ成績(14節終了時):3位 勝点25 7勝4分3敗 23得点・13失点
年間成績(31試合終了時):7位 勝点51 14勝9分8敗 44得点・30失点
【最新チーム事情】
●前節に途中出場で決勝ゴールを決めた齋藤は、依然として右足首痛を抱えたまま。それでも今週は全体練習を消化しており、先発出場の見込みだ。
●齋藤の先発が難しい場合は、アデミウソンが左サイドに回り、右MFには兵藤が入りそう。今週はその形での練習も行なった。
●昨年手術した右膝に痛みを抱えている仲川は離脱中。川崎戦は欠場し、復帰の目処は立っていない。
●U-22日本代表候補に選出された喜田が好調。練習では軽快な動きを見せ、大島や中野といった代表勢との対戦を楽しみにしていた。
【担当記者の視点】
前節・神戸戦では、1点ビハインドで迎えた終了間際に、アデミウソンと齋藤のゴールで鮮やかな逆転勝利を飾った。この結果、第2ステージで3位に浮上。10月に入ってからは天皇杯を含めた公式戦で目下4連勝中と、奇跡のステージ制覇に向けて、その勢いは止まらない。
それだけに、今季はリーグ(●1-3)、ナビスコカップ(●1-2)で連敗と相性の悪い川崎相手にも、ポジティブな状態で挑めるはず。自慢の堅守はやや脆さを見せているが、攻撃陣がコンスタントに得点を重ねているのは好材料だ。とりわけ、アデミウソン、伊藤がハイパフォーマンスを見せ、チームを勝利へと導いている。
さらに、「トップ下・中村&三門と喜田の2ボランチ」の軸となるトライアングルが試合を重ねるごとに連係を深め、攻守両面で効果的な働きを見せている。開幕戦で惨敗した頃のチームとは、完成度は雲泥の差と言っていい。
ゲームを支配される時間は長くなりそうだが、焦れずに我慢しながら、カウンターで仕留める。その意味では、怪我を抱えてはいるものの、スピードと突破力に秀でる齋藤がこの試合でもキープレーヤーになりそうだ。もちろん、緩急をつけた速攻を操る中村の熟練のテクニックと戦術眼も、勝敗を大きく左右する肝になるだろう。