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ドイツ戦まで、あと1週間。W杯前最後のテストマッチ、17日のカナダ戦でチェックすべきことは?【日本代表】

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2022年11月16日

10番の意地とプライドに賭けて

カナダ戦で先発の可能性もある南野。目に見える結果を出してアピールできるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 左サイドバックにしても、中山がいなくなった分、長友に大きな負担がかかる。もちろん伊藤洋輝(シュツットガルト)もいるが、ヨナス・ホフマン(ボルシアMG)やセルジュ・ニャブリ(バイエルン)らを完封しようと思うなら、長友の経験値に頼らざるを得ない。

 本人は「相手が強くなればなるほど僕は価値を示せる。そろそろ信じてもらっていいですかと言いたい」と9月のエクアドル戦後にも強調していただけに、その底力を示してほしい。

 ボランチに関しては、田中が全体練習に復帰しておらず、遠藤も大事を取らなければならない状態ということで、柴崎岳(レガネス)と守田英正(スポルティング・リスボン)が軸になるはずだ。

 ただ、2人は実戦で組んだ経験が皆無に近い。エクアドル戦で柴崎と初めて試合に出た田中が「難しかったですね。やってないと分からないこともあるし」と顔を曇らせたように、守田も同様の感想を抱くかもしれない。

 とはいえ、田中と遠藤が本番に必ず間に合うという保証はないし、ベスト8以上を目ざすならターンオーバーできるだけの戦力が必要。そういう意味で新たなコンビ構築は良いチャンス。この機会を最大限に活かしてほしい。
 
 2列目のアタッカー陣は鎌田大地(フランクフルト)、伊東純也(スタッド・ドゥ・ランス)、堂安律(フライブルク)が13日に公式戦を終えたばかりで試合間隔が短い。このため、今回は早く合流した相馬勇紀(名古屋)や久保建英(レアル・ソシエダ)、クラブで出場機会のなかった南野拓実(モナコ)らがスタートから行って、あとから主力級の鎌田や伊東が投入されるパターンになりそうだ。

 そこで気になるのが南野の状態。彼はおそらくトップ下でプレーすることになるだろうが、モナコで出番を得ている時はサイドが中心で、時々トップ下に入るくらい。周囲のメンバーも異なるだけに、感覚的な難しさはあるはずだ。

 自身は「どこで使われても適応しないといけない。言い訳はできない」と覚悟を口にしていたが、カナダ戦で、今一つの出来だったエクアドル戦のようなパフォーマンスであれば、本番での出場機会が本当に減りかねない。

 南野にとってはまさにW杯出場と活躍へのラストチャンス。背番号10の意地とプライドに賭けても結果を求めたい。

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