「相手によって変化をつけながら戦えるようになった」
藤島崇之監督は「相手によって変化をつけながら戦えるようになった。今日はボールをしっかり運ぶ戦略を考えていたので、長が対応できると思ってボランチで使った」と説明。昨年はインターハイ、選手権とも出場できなかったが「セットプレーでも、守備の背後を取ってからも、クロスからでも得点できるのが今年の良さ。夏はあと一歩の悔しさを3度も味わっているので、うちの特色を出しながら攻撃の質を上げて日本一を目ざしたい」と述べ、準決勝で敗れた今夏のインターハイの無念を選手権で晴らす覚悟を示した。
2年前の選手権、高川学園(山口)との1回戦でゴールを決めたトップ下の篠田翼(3年)は、「昌平対策を取ってくる相手でも、点を取って勝つ試合が増えたのが去年と違うところ。インターハイのベスト4はすごく悔しかったので、選手権はチームの歴史を変える日本一になりたい」と誓った。
2年前の選手権、高川学園(山口)との1回戦でゴールを決めたトップ下の篠田翼(3年)は、「昌平対策を取ってくる相手でも、点を取って勝つ試合が増えたのが去年と違うところ。インターハイのベスト4はすごく悔しかったので、選手権はチームの歴史を変える日本一になりたい」と誓った。
埼玉栄との準決勝の前半終了間際に左足内側じん帯を痛めた荒井は、テープをぐるぐる巻きにして出場した。この1週間は練習にほとんど参加できなかったそうで、「相手の強みであるセットプレーを与えず、(ロングスローを回避するため)前にクリアすることを意識した」と戦略の一端を説明した。
選手権に向けては「今年は自分が毎試合点を取ってチームを勝たせることが目標。松木(玖生)さんも優勝してFC東京に入ったので、自分もしっかり結果を残してプロに進みたい」と、プリンスリーグ関東で首位の10点をマークしている大黒柱は、ゆったりとした語り口の中にもたぎる闘争心をのぞかせた。
取材・文●河野 正
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