「タケが飛車角落ちの攻撃陣を牽引」“鬼門”で黒星も…久保建英の孤軍奮闘に番記者が賛辞! 幻のゴールには苦言「大災難。最大の被害者だ」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2022年10月26日
日本人ファンも一緒になって喜び、一生の思い出になるはずだった
25分には、左サイドを深く切れ込んでからクロスを蹴り込んだが、敵GKジョルディ・マシプがセーブ。36分には、右サイドからドリブルで持ち上がると果敢にミドルシュートを狙った。右へそれたが、これが45分のゴラッソのトリガーになった。
ソシエダのカウンターの場面だった。ブライス・メンデスからパスを受けると、弾丸シュートをゴール左隅に突き刺したのだ。タケはコーナーフラッグに駆け寄り、ゴールを祝った。その周囲の観客席に陣取っていた日本人ファンも一緒になって喜び、一生の思い出になるはずだった。
ソシエダのカウンターの場面だった。ブライス・メンデスからパスを受けると、弾丸シュートをゴール左隅に突き刺したのだ。タケはコーナーフラッグに駆け寄り、ゴールを祝った。その周囲の観客席に陣取っていた日本人ファンも一緒になって喜び、一生の思い出になるはずだった。
しかし主審は、開始10分に事前のプレーでソシエダの選手に対してファウルがあったとして判定を覆し、バジャドリーのゴールを取り消していた。タケのゴールの前に起こったオスカル・プラノからマルティン・スビメンディがボールを奪ったプレーはそこまであからさまなものではなかったが、その事前のゴール取り消しが脳裏にフラッシュバックしたに違いない主審は、VARの検証、オンフィールドレビューを経て、ファウルと判定。タケのゴールは幻となった。
バジャドリーが警戒心を強めた後半は、動きを読まれるシーンが増え、敗戦の色が濃くなる中、73分に交代でピッチを退いた。こうしてタケはヒーローになり損ね、ソシエダの連勝はストップした。険しい表情を浮かべながら、スタジアムを後にしたのもさもありなんだった。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
【動画】ソシエダ番記者も「大災難。最大の被害者」と嘆き!幻となった久保建英の強烈ゴラッソ
バジャドリーが警戒心を強めた後半は、動きを読まれるシーンが増え、敗戦の色が濃くなる中、73分に交代でピッチを退いた。こうしてタケはヒーローになり損ね、ソシエダの連勝はストップした。険しい表情を浮かべながら、スタジアムを後にしたのもさもありなんだった。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
【動画】ソシエダ番記者も「大災難。最大の被害者」と嘆き!幻となった久保建英の強烈ゴラッソ