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新国立で初のJFL開催へ! クリアソン新宿が“国内屈指の大バコ”でホームゲームを行なう意義「やるからには黒字にする」

カテゴリ:特集

海江田哲朗

2022年09月30日

ピッチ内外で奔走する新戦力の存在

今季獲得したJリーグでの経験も豊富な澤井の存在は大きい。ピッチ外ではクラブ事業部の一員としてクラブに貢献している。

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 クリアソンは東京都リーグ1部、関東リーグ2部、関東リーグ1部とカテゴリーを上げるごとにクラブをスケールアップさせ、「プレーヤーとしての能力に加え、高い社会性を持つ選手が仲間に加わってくれています。彼らと、ビジネスとサッカーの両立を目指す既存メンバーの融合がパワーになる」(丸山代表)という考え方に基づき、チームづくりを進めてきた。

 今季は上田康太、大﨑淳矢といったJリーグで豊富な実績を持つ選手を獲得。東京ヴェルディやレノファ山口FCで活躍した澤井直人も期待の大きい新戦力のひとりだ。ピッチではチームの主力として、ピッチ外ではクラブ事業部の一員として、新宿の街を奔走する忙しい毎日を過ごしている。

「企業や商店などを回り、地域の方々との関係性を築いていくのが仕事。いまは10月9日の国立の宣伝がメインですね。実際に自分が行動することで、ひとつの試合を成り立たせるためにどれだけの人が関わり、準備を積み重ねているのか見えてきたことは山ほどあります。きれいごとを抜きにして、試合会場で挨拶にいった人たちの顔が見えると本当にパワーをもらえるんです」
 
 対人関係において壁をつくらない澤井は、ピッチ内外で人と人とをつなぐ能力が卓越している。クリアソンでは持ち前のパーソナリティがフルに活用されるに違いない。

「ヴェルディ時代にお世話になったヤスさん(三浦泰年)、憧れのカズさん(三浦知良)と対戦できるのは楽しみ。何より、僕自身が国立でプレーするのは初めてなので、ワクワクしていますよ。ひとりでも多くの人に来場してもらい、スタジアムがたくさんの笑顔で溢れるお祭りのような一日にしたいです」

 初の全国リーグ参入は甘くなく、目下、クリアソンは15位と苦戦中。JFLは15位と16位が地域リーグに自動降格となる(ただし、上位からJ3昇格を達成するチームが出て降格枠が減る可能性あり)。エポックメイキングな出来事である国立開催は、シーズン終盤に向けて勢いをつけるためにも勝利を掴みたい一戦。苦境から立ち上がり、新たな未来を切り開こうとするクリアソンは一見の価値ありだ。

取材・文●海江田哲朗(フリーライター)

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