「絶対に決めさせないGK」となれるか
そして今回の9月シリーズ。在籍4シーズン目のシント=トロイデンで、開幕から全試合フル出場を続ける実績を買われたのか、アメリカ戦で権田が背中を強打するアクシデントで途中交代すると、シュミットに声がかかる。後半のスタートからプレーし、落ち着いたパフォーマンスで2-0の勝利に貢献した。
「やれることはやったかなと。修正点はないです」と本人は緊急出場にもかかわらず、安定感をアピール。ロングフィードでチャンスを作る場面も見せた。その流れをエクアドル戦でも持続すれば、本番の正守護神への道も開けるかもしれない。そういう期待を今のシュミットは抱かせてくれる。
「スタメンから出る場合、立ち上がりをシンプルにして、変にリスクを負わずにやること。あとはボールを落ち着かせたい時間帯にリズムをもたらすようなビルドアップをすることを心がけたい。自分は絶体絶命のピンチを止めるところをなかなかお見せできていないので、見せられるなら見せたいです」と日頃、慎重な男が野心を口にしたのは特筆すべき点。「自分の課題はシュートストップ」と前々から言い続けてきたシュミットは、そのマイナス面を完全に克服した事実を強くアピールしたいのだろう。
「やれることはやったかなと。修正点はないです」と本人は緊急出場にもかかわらず、安定感をアピール。ロングフィードでチャンスを作る場面も見せた。その流れをエクアドル戦でも持続すれば、本番の正守護神への道も開けるかもしれない。そういう期待を今のシュミットは抱かせてくれる。
「スタメンから出る場合、立ち上がりをシンプルにして、変にリスクを負わずにやること。あとはボールを落ち着かせたい時間帯にリズムをもたらすようなビルドアップをすることを心がけたい。自分は絶体絶命のピンチを止めるところをなかなかお見せできていないので、見せられるなら見せたいです」と日頃、慎重な男が野心を口にしたのは特筆すべき点。「自分の課題はシュートストップ」と前々から言い続けてきたシュミットは、そのマイナス面を完全に克服した事実を強くアピールしたいのだろう。
実際、今回の国際Aマッチデー期間に行なわれているネーションズリーグで、ドイツを破ったハンガリーのGKペテル・グラーチ(RBライプツィヒ)、スペインを撃破したスイスのヤン・ゾマー(ボルシアMG)を見ても、間一髪のところでシュートを止めまくり、味方を力強く援護射撃している。
「絶対に決めさせないGK」がいれば、W杯の日本代表は必ず勝点1以上は確保できる。そう考えても、やはり反応の良いGKは喉から手が出るほど欲しい。シュミットがそうなれるかどうか。それはエクアドル戦にかかっていると言っても過言ではないのだ。
「スペインやドイツの強豪に勝つには、最後の部分でGKのビッグセーブが絶対に必要。ゾマーなんかはほぼ日常的にやっている。強豪に勝つにはGKに必ず大きな仕事が来るし、アメリカ戦のようなゲームにはならない。エクアドル相手にそういう場面があれば、自分にもできるところをアピールしていければいい」と本人も世界の並み居る名GKたちに伍していこうという強い意気込みを押し出した。
性格的に優しいシュミットが、これだけ強気の姿勢を示すのは珍しい。「今しかない」という思いが非常に強いのだろう。もちろん、いざという時には、過去3大会出場の大ベテラン・川島が控えているが、日本がより高みを求めようと思うなら、規格外のサイズを誇る守護神が君臨する状況があっていい。
権田の怪我の具合も含め、GKのサバイバルは最後の最後まで分からない。まずはエクアドル戦のシュミットの一挙手一投足をしっかりと見極めるところから全てが始まる。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
【動画】三笘薫vs川崎フロンターレ勢の1対1が熱い!旗手怜央vs田中碧も迫力!
【PHOTO】堂安、久保、南野らボール回しで大盛り上がり!エクアドル戦に向けて調整を行う日本代表!
【PHOTO】スタメンの座をかけて白熱のミニゲーム!ドイツでトレーニングを続ける日本代表!
「絶対に決めさせないGK」がいれば、W杯の日本代表は必ず勝点1以上は確保できる。そう考えても、やはり反応の良いGKは喉から手が出るほど欲しい。シュミットがそうなれるかどうか。それはエクアドル戦にかかっていると言っても過言ではないのだ。
「スペインやドイツの強豪に勝つには、最後の部分でGKのビッグセーブが絶対に必要。ゾマーなんかはほぼ日常的にやっている。強豪に勝つにはGKに必ず大きな仕事が来るし、アメリカ戦のようなゲームにはならない。エクアドル相手にそういう場面があれば、自分にもできるところをアピールしていければいい」と本人も世界の並み居る名GKたちに伍していこうという強い意気込みを押し出した。
性格的に優しいシュミットが、これだけ強気の姿勢を示すのは珍しい。「今しかない」という思いが非常に強いのだろう。もちろん、いざという時には、過去3大会出場の大ベテラン・川島が控えているが、日本がより高みを求めようと思うなら、規格外のサイズを誇る守護神が君臨する状況があっていい。
権田の怪我の具合も含め、GKのサバイバルは最後の最後まで分からない。まずはエクアドル戦のシュミットの一挙手一投足をしっかりと見極めるところから全てが始まる。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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