日本を勝利へと導くダイレクトな結果を
クレマン監督が「2人は似たサッカーをする」と話すヤーデルとの連係強化も追い風だ。「スタッド・ドゥ・ランス戦でも興味深い2人のコンビネーションが随所に見られた。これは未来に向けて非常にポイントだ」と指揮官も期待を口にした。
このように、今の南野には新天地で上昇気流に乗れそうな好材料が複数ある。シーズン序盤の停滞感を完全に打破するのも時間の問題ではないか。
そんな状況だから、今回の代表活動も自信を持って挑めるはず。南野はここまでブレることなく自らの役割を貫き、チームの勝利のために身を粉にして戦ってきたし、地道なアプローチを森保一監督も把握していたが、どうしても結果だけが物足りなく映った。
ゴールやアシストという目に見える数字を残せるようになれば、誰も文句を言わなくなる。日本を勝利へと導くダイレクトな結果を、今回の2連戦では是が非でも残したいところだ。
このように、今の南野には新天地で上昇気流に乗れそうな好材料が複数ある。シーズン序盤の停滞感を完全に打破するのも時間の問題ではないか。
そんな状況だから、今回の代表活動も自信を持って挑めるはず。南野はここまでブレることなく自らの役割を貫き、チームの勝利のために身を粉にして戦ってきたし、地道なアプローチを森保一監督も把握していたが、どうしても結果だけが物足りなく映った。
ゴールやアシストという目に見える数字を残せるようになれば、誰も文句を言わなくなる。日本を勝利へと導くダイレクトな結果を、今回の2連戦では是が非でも残したいところだ。
そこで、森保監督には南野のポジション再考を試みてほしい。最近の主戦場である4-3-3の左サイドだと、彼は中央寄りの位置でプレーするため、運動量や守備負担が多くなり、ゴール前での迫力が低下する嫌いがあるからだ。献身的なハードワークは日本代表にとっての武器ではあるが、フィ二ッシュの精度というより大きなストロングが影をひそめるのは芳しいことではない。
それを回避すべく、フォーメーションを4-3-3から4-4-2に変更し、最前線で南野を古橋亨梧(セルティック)や伊東純也らと組み合わせるのも一案。大迫勇也(ヴィッセル神戸)、浅野拓磨(ボーフム)という最終予選で1トップを担ってきたFW陣が不在の今は、新たなチャレンジに打って出やすいタイミング。S・ランス戦での右サイドも含め、南野の最適解を見出すこと。それが9月2連戦の重要テーマの1つとなるだろう。
いずれにせよ、南野には「10番」にふさわしい輝きを取り戻してもらわなければ困る。本来のイキイキとしたプレーでカタール本大会に大きな希望をもたらしてくれることを切に望みたい。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
【動画】S・ランス戦で南野拓実が決めた移籍後初ゴールをチェック
【PHOTO】どこもかしこもデザイン刷新! カタールW杯・出場国の「本大会用ユニホーム」を一挙公開!
【PHOTO】新トレーニングウェアで登場!久保、冨安、三笘ら日本代表がドイツで初練習を実施!
【画像】日本代表が新ユニホームを発表! 久保、南野、岩渕など選手着用ショット!
それを回避すべく、フォーメーションを4-3-3から4-4-2に変更し、最前線で南野を古橋亨梧(セルティック)や伊東純也らと組み合わせるのも一案。大迫勇也(ヴィッセル神戸)、浅野拓磨(ボーフム)という最終予選で1トップを担ってきたFW陣が不在の今は、新たなチャレンジに打って出やすいタイミング。S・ランス戦での右サイドも含め、南野の最適解を見出すこと。それが9月2連戦の重要テーマの1つとなるだろう。
いずれにせよ、南野には「10番」にふさわしい輝きを取り戻してもらわなければ困る。本来のイキイキとしたプレーでカタール本大会に大きな希望をもたらしてくれることを切に望みたい。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
【動画】S・ランス戦で南野拓実が決めた移籍後初ゴールをチェック
【PHOTO】どこもかしこもデザイン刷新! カタールW杯・出場国の「本大会用ユニホーム」を一挙公開!
【PHOTO】新トレーニングウェアで登場!久保、冨安、三笘ら日本代表がドイツで初練習を実施!
【画像】日本代表が新ユニホームを発表! 久保、南野、岩渕など選手着用ショット!