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“激闘”は間違いなかったコンペティティブな一戦。名古屋にとって川崎との1-1ドローは成長を確かめられた90分間に

カテゴリ:Jリーグ

今井雄一朗

2022年09月15日

痛み分けなのか、勝点を満額取り損ねたのか

値千金の同点弾を決めた稲垣(中央)。キャプテンの一撃は、それまでの試合内容が報われる意味でも大きな価値があった。(C)SOCCER DIGEST

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 疲弊が目立つ川崎は失速しつつも粘りを見せ、それ以上の失点を許さなかったが劣勢は増した。それだけに名古屋が決勝点を奪えなかったことのほうが、試合の流れとしては重要。後半途中までは「家長さんや山根さんの中間で、逆に若干後ろ気味のポジションを取ってビルドアップに参加していた」という相馬勇紀が前に出だしてからは、なおのこと試合展開が惜しいものにも感じた。

 ここ最近の居残り練習で磨いてきた、相馬のインスイングクロスに森下がファーで飛び込む形は、分かっていても守備には対応の難しい鉄板プレーだ。それを終盤に、両ウイングバックでやってしまうのだからタフな選手たちである。
 
 繰り返すが、その強烈な攻撃も、川崎はジェジエウと谷口彰悟を中心に何とかしのぎきり、勝点1をこちらももぎ取っている。痛み分けなのか、名古屋が勝点を満額取り損ねたのか。それぞれに感覚は違うだろうが、激闘だったことだけは間違いのないコンペティティブな試合。

 それはこの時点の名古屋が、この時点の川崎と対戦した結果であることを、正しく受け止めたい。良い試合だった。だが、どちらにとってもまったく違う試合になっていたかもしれない、豊田スタジアムでの名古屋vs.川崎だった。

取材・文●今井雄一朗(フリーライター)

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