次節の日本人対決が楽しみになる70分間だった。
1点をリードして、折り返したレスターは後半、得意のカウンターから追加点を挙げる。
46分、岡崎が自陣までプレスバックし、ボールを奪取するとカンテに素早くパス。ボールを受けたフランス人MFは持ち上がって周囲を確認し、左サイドを猛烈なスピードで駆け上がるシュラップに、絶妙なスルーパスを通す。
これを受けたガーナ代表MFが冷静に流し込み、レスターが2点目をゲット。追い上げようとするホームチームの出鼻を挫いた。
追加点を挙げてからのレスターは、自陣に多くの人数を割き、ペナルティーエリア内に多くのDFを残し、守備的な布陣にシフト。シーズン初の完封勝利を目指したが、そのもくろみは脆くも崩れ去る。
68分、左サイドからのクロスボールに途中出場のディウメルシ・エムボカニが鮮やかにヒールで合わせて、ノーリッジが1点を返した。
レスターはペナルティーエリア内に人数を充てすぎた結果、クロスの供給源へのプレスがなくなり、相手に得点機を易々と与えてしまったのである。
失点からわずか2分後、岡崎に代えてレオナルド・ウジョアを、76分にはアンディ・キングを投入し、前線と中盤にフレッシュな選手を入れることで事態の改善を図った。
この交代策が功を奏し、バタついていた守備陣は徐々に落ち着きを取り戻し、前半と同様にDF陣は対人で強さを見せたほか、守護神シュマイケルの好セーブもあり、相手の追い上げをかわした。
完封白星とはいかなかったが、レスターはライバルとなりうる同格のノーリッジに勝利し、アーセナル戦での敗戦の嫌な記憶を払拭できた。
さて、ゴールこそ挙げることができなかったが、岡崎はここ最近では、最も優れたプレーを攻守にわたって披露したと言っていい。
とりわけ、味方から好ボールを引き出すオフ・ザ・ボールの動きは冴え渡り、ゴールに近い、ペナルティーエリアでシュートチャンスを得る場面が目立ち、存在感もあり、これまで以上に得点の臭いを漂わせていた。
前半で交代した前節のアーセナル戦後に「今日はよくできていたと思う。次に繋がる45分間だった」と自信を口にしていた日本代表ストライカー。今節の70分間で、その自信がプレーにしっかりと表われたという印象を受けた。
次節、レスターは代表ウィーク明けの10月17日に、吉田麻也の所属するサウサンプトンと対戦。岡崎は日本人対決を制し、チームを勝利に導く得点を挙げることができるだろうか――。
46分、岡崎が自陣までプレスバックし、ボールを奪取するとカンテに素早くパス。ボールを受けたフランス人MFは持ち上がって周囲を確認し、左サイドを猛烈なスピードで駆け上がるシュラップに、絶妙なスルーパスを通す。
これを受けたガーナ代表MFが冷静に流し込み、レスターが2点目をゲット。追い上げようとするホームチームの出鼻を挫いた。
追加点を挙げてからのレスターは、自陣に多くの人数を割き、ペナルティーエリア内に多くのDFを残し、守備的な布陣にシフト。シーズン初の完封勝利を目指したが、そのもくろみは脆くも崩れ去る。
68分、左サイドからのクロスボールに途中出場のディウメルシ・エムボカニが鮮やかにヒールで合わせて、ノーリッジが1点を返した。
レスターはペナルティーエリア内に人数を充てすぎた結果、クロスの供給源へのプレスがなくなり、相手に得点機を易々と与えてしまったのである。
失点からわずか2分後、岡崎に代えてレオナルド・ウジョアを、76分にはアンディ・キングを投入し、前線と中盤にフレッシュな選手を入れることで事態の改善を図った。
この交代策が功を奏し、バタついていた守備陣は徐々に落ち着きを取り戻し、前半と同様にDF陣は対人で強さを見せたほか、守護神シュマイケルの好セーブもあり、相手の追い上げをかわした。
完封白星とはいかなかったが、レスターはライバルとなりうる同格のノーリッジに勝利し、アーセナル戦での敗戦の嫌な記憶を払拭できた。
さて、ゴールこそ挙げることができなかったが、岡崎はここ最近では、最も優れたプレーを攻守にわたって披露したと言っていい。
とりわけ、味方から好ボールを引き出すオフ・ザ・ボールの動きは冴え渡り、ゴールに近い、ペナルティーエリアでシュートチャンスを得る場面が目立ち、存在感もあり、これまで以上に得点の臭いを漂わせていた。
前半で交代した前節のアーセナル戦後に「今日はよくできていたと思う。次に繋がる45分間だった」と自信を口にしていた日本代表ストライカー。今節の70分間で、その自信がプレーにしっかりと表われたという印象を受けた。
次節、レスターは代表ウィーク明けの10月17日に、吉田麻也の所属するサウサンプトンと対戦。岡崎は日本人対決を制し、チームを勝利に導く得点を挙げることができるだろうか――。