「『それ以上』を狙えるクラブに成長できるように」
そして何があっても決して他者のせいにはしない。常に矢印を向けるのは自分たち自身のこと。どんな状況に置かれようと、それを正面から受け止め、自分たちにできることとできないことを整理して、それを乗り越えるために何をすべきかを考えて行動に移す。
コロナに襲われた準々決勝でさえ「これまでと違うことは、ベンチメンバー18人のエントリーができなかったということだけで、それ以外は、今まで通り、出番が来た選手が全力を尽くす、チームに貢献するということで何ら変わりはなかった」と長谷部監督は口にした。そんな姿勢が、チームに一体感、責任感、そして献身性をもたらしている。
神戸との一戦は、それが顕著に表われた試合だった。一見、ジョン・マリ、ルキアン、そしてフアンマの活躍に目が奪われるが、ピッチに立った全員が最大出力でプレー。勝利をもたらすゴールが生まれたのも、攻撃力のある神戸を2試合通算で1得点に抑えたのも、それぞれが、それぞれの特長をチームのために発揮したからに他ならない。誰一人欠いても歴史に刻む勝利は得られなかった。
コロナに襲われた準々決勝でさえ「これまでと違うことは、ベンチメンバー18人のエントリーができなかったということだけで、それ以外は、今まで通り、出番が来た選手が全力を尽くす、チームに貢献するということで何ら変わりはなかった」と長谷部監督は口にした。そんな姿勢が、チームに一体感、責任感、そして献身性をもたらしている。
神戸との一戦は、それが顕著に表われた試合だった。一見、ジョン・マリ、ルキアン、そしてフアンマの活躍に目が奪われるが、ピッチに立った全員が最大出力でプレー。勝利をもたらすゴールが生まれたのも、攻撃力のある神戸を2試合通算で1得点に抑えたのも、それぞれが、それぞれの特長をチームのために発揮したからに他ならない。誰一人欠いても歴史に刻む勝利は得られなかった。
そして長谷部監督は「常に『それ以上』を狙えるクラブに成長できるように、結果を出し続けられるようになりたい」と話す。ルヴァンカップではひとつの歴史を塗り替えたが、まだまだJリーグのトップクラスと言える力はない。これを一つの通過点としてさらなるチャレンジを続けていかなければならない。
「何のためにここにいるのか。自分たちは何をしようとしているのか。そのために何をするべきか」と問いかけながら、アビスパは次の一歩を踏み出すべく最大出力でのチャレンジを続ける。
取材・文●中倉一志(フリーライター)
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「何のためにここにいるのか。自分たちは何をしようとしているのか。そのために何をするべきか」と問いかけながら、アビスパは次の一歩を踏み出すべく最大出力でのチャレンジを続ける。
取材・文●中倉一志(フリーライター)
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