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【U-18プレミアリーグ】青森山田が2年生コンビの活躍で大宮ユースを撃破! 首位固めに成功!!

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2015年09月21日

インターハイ初戦敗退の悔しさを糧に進化を遂げた2年生コンビ。

積極果敢な仕掛けで逆転勝利を呼び込んだ高橋。インターハイからひと回り成長した姿を見せている。写真:安藤隆人

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 住永のプレミアリーグ初ゴールで同点に追いつくと、その後も左SB原山海里のセンタリングをニアサイドで高橋がダイビングヘッドで合わせるなど、好機を演出。
 
 すると後半アディショナルタイムの3分、縦パスに反応した交代出場のMF吉田開が倒されPKを獲得。これを神谷が決めて、逆転勝利となった。PKの判定は微妙だったが、青森山田が猛攻を仕掛け、圧力をかけ続けたからこその産物でもあった。
 
 大一番を制した2年生コンビの表情は実に晴れやかだった。それは、この夏のほろ苦い経験を経て、ひと回り成長したふたりの姿を物語っていた。この日の成果は、あの大きな悔しさがあったからこそ生まれたのかもしれない。
 
「インターハイ初戦の久御山戦で、(ダブルボランチを組んだ)自分と翔がふたりで後ろに下がってしまい、僕らのところで寄せられず、やられてしまった。僕らのせいで負けたと思っています。そこからすごくふたりで話すようになったし、どんどん積極的に前に出てシュートまで行くことを強く意識するようになりました」(高橋)
 
「(久御山戦は)ふたりでズルズル下がってしまって、CBのラインに吸収される時間が多かった。(黒田剛)監督からも『前に行け』と言われたのですが、なかなかその一歩前に行けなかった。後悔しか残っていません。でも、あの試合があったからこそ、ふたりの会話も多くなったし、2年生の僕らがもっとチームのためにやらないといけないと感じた」(住永)
 
 夏のインターハイでは、初戦となる2回戦の久御山戦で1-2と惜敗。曲者揃いのゾーンに入ったとはいえ、あまりにもあっけない早期敗退に、ボランチのふたりは大きな責任を感じていたのだ。
 
 その悔しさを糧に、逞しく成長した2年生コンビ。彼らの成長が、今の青森山田の躍進の大きな原動力になっている。
 
取材・文:安藤隆人

後半アディショナルタイムに勝利を決めるPKを沈めたエースの神谷。リーグ首位の座を確固たるものにするゴールだった。写真:安藤隆人

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