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【総体】「呪いは解けた」全国決勝の舞台に戻ってきた伝統校・帝京の“新たなスタイル”とは?「前橋育英にも負けていない」

カテゴリ:高校・ユース・その他

森田将義

2022年07月30日

「古豪復活といわれてきたけど、新しい帝京を作りたい」

「今まで古豪復活と言われてきたけど、新しい帝京を作りたいと思っている」

 そう口にするのは、準決勝で決勝点を決めたMF山下凜(3年)。彼が新しい帝京らしさを挙げるのは、走力だ。「(決勝相手の)前橋育英は強いけど、やっぱり走り負けない所は勝っている。練習でも走るメニューがあって、みんなで声を出していつも走っている。そういう所で負けないのが一番大事かなと思います」と続ける。

 苦しくても選手同士で声をかけ合いながら、乗り切る粘り強さ。負傷者が出てもサブの選手が遜色のないプレーでカバーするなどチーム力も新しい帝京らしさと言えるかもしれない。
 
「決勝で強い帝京(を見せる)というより、選手が楽しくやってくれればそれで良い。今の中間テストとしては、この夏までの状況としてはもう合格点じゃないですかね」

 日比監督が決勝へ向けて、こんな言葉を残したのは、今年の代の選手たちが作ろうとしている新しい帝京に対する自信の表れかもしれない。彼らがこれまで通り楽しくプレーできれば、自ずと伝統校に新たな歴史が刻まれるはずだ。

取材・文●森田将義(サッカーライター)

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