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【総体】34大会ぶり出場で8強躍進の湘南工科大附。「神奈川で一番ボールを動かすチーム」が痛感した全国レベル

カテゴリ:高校・ユース・その他

サッカーダイジェストWeb編集部

2022年07月29日

インターハイで3試合を戦った経験を次に繋げる

DF伊藤大輔(3年)は3試合フル出場でチームを支えた。写真:森田将義

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 勝った米子北の中村真吾監督に、「相手見て(判断を)変えられる選手が多かった」と評価されたように、湘南工科大附は個々が判断を変えながらボールを動かし、DF間が空けばズバ ッと縦パスを出す。

 そして、今大会4得点のFW大木啓汰(3年)やMF三觜真生(3年)、MF村岡遊(3年)らがコンビネーションで最終ライン攻略にチャレンジするなど、特に後半は自分たちのサッカーを展開する時間を増やしていた。

 だが、相手の警戒を上回るような質を発揮することはできなかった。室井監督は「(現在の実力では)神奈川に戻っても勝てない」ときっぱり。分かっていても止められないレベルまで質を上げること、そして、米子北のように、堅守速攻をベースにしながらも色々なことができるチームになる必要性を口にしていた。
 
「全てに置いて、遅攻も、速攻もできたり、リトリートも、ハイプレッシャーもできたりというのが今のスタンダードだと思うので、そこへ向けてどれだけ努力できるか。その辺がまだまだ全然足りないチームなので、突き詰めて練習していきたい。『(今回、開催地の)徳島に旅行行って良かったね』じゃなく、『徳島のインターハイが次に繋がった』とか、『残りのリーグ、選手権に繋がった』と言えるように彼らとまた作っていきたいと思っています」

 1987年以来のインターハイで3試合を戦った経験は大きい。全国ベスト8に満足することなく、また努力を重ね、成果を全国舞台で発揮する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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