攻守・采配ともに良い面がなかった名古屋は、軒並み低評価に。
【名古屋|採点・寸評】
GK
1 楢崎正剛 4.5
22分に素早いスローからカウンターの起点に。その後は防戦一方で、大量6失点と守備が崩壊した。
DF
2 竹内 彬 4.5
3トップに翻弄され、最終ラインも安定せず。中野らの突破に手を焼き、最後まで抑え切れず。
4 田中マルクス闘莉王 4.5
上がった後に歩きながら戻り、守備でも素早い動きに対応できず。最終ラインの乱れぶりは目を覆いたくなるほど。
6 本多勇喜 5
小林や田坂、エウシーニョらの上がりに苦戦。ただ、後半途中から左ウイングバックに上がり、積極的に仕掛けた点は評価した。
MF
7 田口泰士 4.5
小川のパスにフリーで合わせたシュートは枠に飛ばしたかった。中盤のプレスが効かず、一方的に崩された。
10 小川佳純 4.5
小林の鋭い反転でかわされて失点を許す。何度か攻撃で絡むも、守備面のパフォーマンスが低調だった。
13 磯村亮太 4.5
24分にゴール前へ侵入して決定機に関与したのが最大の見せ場。中盤に出入りする田坂や中野を捕まれ切れず。
19 矢野貴章 4.5
果敢に仕掛ける中野の突破に後手を踏んだ感も。攻撃面でもクロスの精度を欠くなど課題を露呈。
20 矢田 旭 4.5
前を向いて仕事した場面は数えるほど。守備に追われるなか、2トップを上手く援護できなかった。
FW
11 永井謙佑 5
22分にカウンターから裏を突くもシュートの精度を欠いた。守備の奮闘がなければ4.5の評価が妥当。
32 川又堅碁 4.5
開始早々に永井とのワンツーで抜け出したのが、最初で最後の仕事。それ以外では怖さが皆無だった。
交代出場
MF
8 ダニルソン 4.5
球際での力強い守備は光るも、57分の場面では中央で大久保にタメを作られて失点。終盤には中村にボールを奪われて再び失点に関与。
FW
9 野田隆之介 5
こぼれ球を拾って仕掛ける場面もあったが、時間の経過とともに守備に追われ、存在感が薄れた。
DF
3 牟田雄祐 5.5
3バックの左で途中出場。その後に1点を返すなど、結果的に反撃の流れを作った。
監督
西野 朗 4
守備組織がまったく機能せず、川崎にやられ放題。交代策も実らず、攻守・采配ともに良い面はなかった。
取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。