U-20W杯からフル代表へ合流してくるメンバーもいるだろう
2試合でキャプテンマークを巻き、大会MVPに輝いた清水梨紗(ベレーザ)は、この日も攻守両面で活躍。第2戦の後で「暑いからこそ走らなければいけなかった」と口にしていた宮川麻都(ベレーザ)も、中2日をものともせず、必要な局面でタイミング良く顔を出す。
この日はゴールを奪えなかった攻撃陣も、再三の仕掛けで中国の最終ラインを脅かし、後方にくぎ付けにした。
後半に強い中国が切り札の18番タン・チアリを投入しても、なでしこの優位は覆るものではなかった。アジアカップ以降、勝利を積み重ねてきたチームは、スコアレスの状態を維持したまま、優勝への道筋をしっかりと辿った。戦前にあった勝点2のアドバンテージは、試合終了のホイッスルまで保持された。
この日はゴールを奪えなかった攻撃陣も、再三の仕掛けで中国の最終ラインを脅かし、後方にくぎ付けにした。
後半に強い中国が切り札の18番タン・チアリを投入しても、なでしこの優位は覆るものではなかった。アジアカップ以降、勝利を積み重ねてきたチームは、スコアレスの状態を維持したまま、優勝への道筋をしっかりと辿った。戦前にあった勝点2のアドバンテージは、試合終了のホイッスルまで保持された。
このE-1は大会単体の結果だけでなく、来夏のワールドカップ(オーストラリアとニュージーランドの共催)へ向けて強化の意味合いも大きい。欧州遠征以来、活発な動きで前線を活性化し、この日は右サイドで先発した千葉玲海菜(千葉L)らも加わり、競争は激しくなっていくはずだ。来月に開幕するU-20ワールドカップから、フル代表へ合流してくるメンバーもいるだろう。
「3試合それぞれに良いトライができたと思うし、今日の試合でも自分の役割、チームのコンセプトを理解して、戦う姿勢も最後まで出してくれた。(ただし)まだまだ、いろいろなところの積み上げを進めていくなかで、そのひとつを積み上げたというところです」(池田監督)
ハードな条件下で勝ち取ったタイトルの喜びを、一晩じっくりと噛みしめて、翌日から、また世界との闘いに視線を移してもらいたい。
取材・文●西森彰(フリーライター)
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ハードな条件下で勝ち取ったタイトルの喜びを、一晩じっくりと噛みしめて、翌日から、また世界との闘いに視線を移してもらいたい。
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