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痛恨ドローの中国戦にも希望の光。伊東&三笘以外の選択肢として急浮上した2人のアタッカーへの期待感

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2022年07月26日

「ゴールやアシストという結果が足りない」

中国戦で途中出場の相馬は、限られたプレータイムでも好機を演出。韓国戦でカギを握る1人となりそうだ。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 相馬にしても、もともと1年前の東京五輪では左サイドのファーストチョイスだった選手。ドリブル打開力とチャンスメイクには定評があった。五輪後に三笘や田中碧(デュッセルドルフ)がA代表に駆け上がっていく姿を目の当たりにし、「自分にはゴールやアシストという結果が足りない」と痛感。それを高めるべく自己研鑽を図ってきた。

 そのうえで、カタール行きのラストチャンスと言える今大会で凄まじい気迫を前面に押し出している。まず香港戦で見事なFK弾を含め2得点。6-0の快勝の原動力になると、中国戦では終盤のジョーカーとして異彩を放った。森島が不慣れなポジションで戸惑っていたぶん、「もっと早いうちに相馬を出すべきだった」という意見がメディアからも続出。それだけ彼のインパクトが大きかったということだ。

「相手がブロックを敷いたなかで、ハメられた時の打開策として、ドリブルで選手が1人剥がしていくとチャンスが生まれる。そう考えて試合を見ていた。(84分の野津田の)CKのこぼれから行ったところは、以前だったら1人かわしてクロスを上げていたけど、奥深くゴールラインのとこまで入るほうが相手にとって嫌。そこは増やしていこうと思ってました」と狙いを持ってトライしたことを明かす。

 それは結果には結びつかなかったものの、相馬の突破が今の日本の大きな武器になっているのは紛れもない事実。次戦・韓国戦のカギになるのも間違いない。そこで彼が優勝請負人になれれば、W杯の大舞台も見えてくるかもしれない。
 
 2013年E-1から2014年ブラジルW杯に柿谷曜一朗(名古屋)や山口蛍(神戸)らが滑り込んだのも、完全アウェーの地で宿敵を下してE-1のタイトル獲得に貢献したことが大きかった。相馬も今、同じ成功ロードを歩めるか否かの瀬戸際にいると言っていい。

 いずれにしても、今の森保ジャパンはサイドアタッカーの個の打開力が生命線。そこで伊東と三笘以外の選択肢を持っておくことができれば、本番で相手をかく乱することにもつながる。そうなるように、宮市や相馬にはラスト1戦で持てる力の全てを出し切ってほしいものだ。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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