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【総体】聖和学園が2回戦突破! チーム一の努力家・増川琳太郎が2ゴールの活躍で勝利の立役者に

カテゴリ:高校・ユース・その他

森田将義

2022年07月26日

「やっと報われたかなと思う」

 小学校時代は青森県内にあったドリブルチームでプレーし、何度か聖和学園の練習会に参加した。ラインメール青森Jrユースから高校に進学する際、頭に浮かんだのは馴染みのある技巧派集団だった。

「フィジカル的には、大人になってから自分でも付けられる。中高の年代で足もとを付けていくと、上に上がった時に通用するかなと思って、聖和学園を選びました」

 意気揚々と入学したものの、全国から足もとの技術に自信を持つ猛者たちが集まるチームで出番を得るのは簡単ではない。ラインメール時代のチームメイトであるMF奈良岡健心(3年)が、青森山田(青森)で今年に入ってからスタメンでの出場機会を掴むなか、増川はなかなか先発で起用されずにいた。
 
 ただ、「誰にも追い付かれないし、逆に追い越して離せるかなという気持ちで継続して、やってきた」とチームで行なう平日の朝練に加え、土日も1人だけ朝早く起きて、コーンドリブルでドリブルやタッチを磨いてきたのは無駄ではなかった。

「足もとの技術だけでなく、ボールがない所での動きも良くなりました。それがやっと報われたかなと思う」

 1試合の活躍だけで満足するはずはないだろう。今大会で活躍し、チームに欠かせない選手になる可能性は十分ある。そのためには更なる勝利は欠かせない。

 2回戦突破のヒーローとなった男は「(3回戦で対戦する)前橋育英(群馬)は高校年代でも上位のチームだと思うので、食らい付いて勝ちを狙って行きたいです」と意気込んだ。

取材・文●森田将義(サッカーライター)

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